スノーボードに挑戦(1)

ABOUT SNOWBOARD (1)

 2000年1月という記念すべき年に筆者が挑戦したのは、流行の真っ只中のスノーボード!!!

 前年までは完全に邪道と決め付け、ゲレンデに激増するボーダーに敵意さえ持っていた筆者が、友人に誘われたのをきっかけにボードスクールに入校。記念すべき第一歩は北海道のルスツリゾートで始まりました。

 ブーツをつけてみてその軽さに驚き。普段履く靴と何ら変わりません。ボードも大きく抱えやすい。人気の理由が一つわかったような気がしました。人気もあってかこの日のスクール生は約15名。中級者と初心者に分かれて、レッスンスタート。最初はボードのつけ方から始まり、片足をはずして歩行の練習、スケーティング、停止の順でレッスンが行われました。講師は女性で大変教え方がうまく、ほとんどのスクール生がプログラムをマスターしていきました。スクールに小学生位の男の子が一人いましたが、やはり上達が早く、最後には一番上手に滑れていたような気がします。次はいよいよリフトへ。長い斜面を使って横滑りや体重移動、木の葉落としを練習しました。スキーを経験している人はこういった感覚が身についているので他の初心者よりは有利です。しかし、未経験から来る恐怖感が先行してしまい、腰が引けて転倒・転倒の連続でした。

 スクールは午前中で終了したので、午後は自主練習をしましたが、ここでとんでもない事が!この日のルスツは前週雨がふっって溶けた雪が昨晩の寒さでガチガチに凍っており、アイスバーン状態でした。そこを無謀にも初心者が滑ろうとしたため、転倒の連続。最初は慎重に滑っていたのですが、ある程度慣れて2・3回転ばずに止まれるようになった直後の事です。恐怖感も薄れてきてスピードを上げたとたん、地面が急接近。「逆エッジ現象」で思いっきり胸をぶつけてしまいました。しばらく息もできなかったほどです。気を取りなおして、再び滑り始めたところ、逆エッジリターンズ!今度は後頭部を強打。死亡事故も多発しているボードの怖さを思い知らされた一日でした。

 翌日からスキーに戻りましたが、ちょっとした振動で激痛が胸に走ります。しかし、せっかく北海道まで来ているので、帰着日の朝までスキーは続けました。帰宅後速攻で病院へ。レントゲン検査の結果、胸部肋骨骨折全治1ヶ月と診断されました。肋骨はヒビではなく、レントゲン写真でもはっきりと折れた先が写っていました。ちょうどその頃風邪を引いてしまい、くしゃみをするたびに悲鳴をあげていたのを憶えています。頭の方も心配でしたから、MRIで調べてもらったのですが、こちらの方は異常なし。

 このときの経験を元に、翌年のツアーでは異様なまでの装備を施すようになったのです。(続く)