2012〜2013シーズン

2012〜2013SEASON

14 札幌/テイネハイランド3(2)

体験記その4(4日目)


↑朝はいい天気になるような予感もしたのだが・・・。

↑しかし、良く見ると上空には暗い雲が・・。

↑降雪の中インスペクションをする長女。

↑長女得意のSLだが、145番スタートではお手上げ。

↑2本目はキャンセルに。引き上げる女子選手。
 長女2つ目の種目、スラロームの日。朝5時に起床し、準備をして6時半にはホテルを出発。7時過ぎに会場へ到着し、筆者は練習用ポールの設営をするため、ポールバーンまで移動。しかし、集合時間より早く他県の方が済ませてくれていたので、コース整備をし、長女のアップトレーニングに付き添う。昨日の荒天とは打って変わって今朝は見事な快晴だ。ゲレンデからは石狩湾まで見下ろせるすばらしい光景が広がっていた。気温が低いためハロやサンピラーも見えて、今日はいいレースになりそうな予感がした。

 長女は一旦コーチとインスペに出たので、その後到着した男子選手の練習に付き添う。県外の選手も次々に滑って、コースには深い掘り込みが刻まれていった。今日は2枠で140番スタートの長女。本番もコブ斜面のような状態が予想されるので、荒れたバーンでの練習は良い準備となるだろう。

 やがてスタート時間が迫ってきたので、スタート地点に移動。板のワックスを剥がし、ブラッシングを丁寧にかける。コーチが手作りのバイスをくださったので、作業がスムーズに進んだ。スタート時間が近づくにつれ、天候が少々怪しくなってきた。爆弾性低気圧はまだ北海道を通過しきっていないようなので、そのうち昨日のような天気に変わるかもしれない。そして、女子の競技がスタート。GS優勝の安藤麻選手がポールを外し、ストックを何回も雪面につきながら悔しさを全身で表しつつ降りてきた。長女にも勝負に対するあれほどの執着心があればいいのだが・・・。

 予想通り一流の選手が滑るたびにポール周りには大きな掘り込みができていった。15人滑るたびにスコップで角を取り、整備をしてくれるのだが、雪が軟らかいためすぐにコブ状態に戻る。霧も出てきて見通しも悪い中、長女出走。GS転倒の雪辱を晴らすよう完走できたらと思っていたが、無難にまとめて完走。1分15秒のタイムは129位。50人近くの選手がポールを外す中、急斜面を完走できたのはよかった。

 2本目のインスペを終え、スタートまで時間があるのでセンターハウスで昼食を取っていると、男子選手が駆け込んできた。何と、昨日同様サミットエクスプレスが強風で止まったとの知らせだった。この場合、試合がキャンセルにならなければ、自力でスタート地点まで上がらなければいけない。スタートに間に合わない選手は昨日も皆棄権になったと聞いた。急いでゲレンデに飛びだし、スタート地点に向かう。ペアリフトは動いていたので、これでゴール地点まで移動し、後は自力で移動だ。長女は疲れるといけないので、板を担いでやり、スタート地点に向かった。水平距離400m標高差150mの急斜面に加え、猛吹雪が吹きつけ、中々足が前に進まない。見かねた男子選手が2人が一緒に登ってくれ、道具を持ちますとかけてくれた声が力になった。もう間に合わないかと思いつつも、登り続け、後50メートルほどで到着という時に、上からたくさんの人が滑り降りてきた。暴風雪のため、2本目はキャンセルになったとのこと。登る前に言って欲しかった。全身くたくたになって帰り支度をし、ホテルに戻る。相当疲れていたようで、ベッドに横になるとそこから3時間ほど意識が無かった。今日でレースも終わり、夜は札幌に食事にでも出ようかと思っていたが、天候の事もあったのか日程がずれ込んで、出かける時間がなくなってしまった。部屋に戻って夕方寝ていた割にはすぐに眠る事ができた。

体験記その5(5日目〜6日目)


↑競技場入口にて記念写真

↑競技最終日は見事な晴天。樹氷もきれいだ

↑女子選手は試合が終わってリラックスムード
 大会最終日。男子SLの日。選手はレンタカーで移動し、筆者はサポートの女子選手を連れてバスで移動。今回の宿舎は札幌市内から離れた場所にあるため、ホテルからバスで最寄り駅まで移動し、JRに乗って駅からは再びバスでゲレンデへ。全行程2時間半。途中JRの線路に運搬用のコンテナが落下し、列車の運行が遅れるというとトラブルもあった。ゲレンデに着くと、天気は良かったのだが、昨日の降雪でリフトの運行が1時間遅れ、男子選手の1本目を見てから現地を出る予定であったのだが、飛行機の時間に間に合いそうにない。最初の選手の出場だけ見届けて、荷物の発送をし、ゲレンデを出発。手稲駅から新千歳空港までは直通のエアポートライナーが出ているので、ここで女子選手と別れた。引率の先生が空港で待ってくれているので安心だ。ところが、途中で長女から携帯に電話が。「新千歳空港と千歳空港駅があるけど、どちらで降りたらいいん?」最後まで気の置けないやつだ(ちなみに後で調べると「千歳空港駅」という駅は無かった)。戻りも札幌駅まで移動し、地下鉄で真駒内駅まで移動してからタクシーでホテルへ。宿舎自体は温泉もあり、食事も不満は無かったのだが、このアクセスの悪さは過去にも例がないほどだった。


↑この旅行唯一の親子写真。忙しい毎日だった。


↑名店「だるま」のジンギスカン。
 折角札幌まで来たので、最後は有名な雪祭りの様子を見たいと思い、着替えをしてからバスで出かける。街についた頃には5時前になっていたので、夕食を食べにジンギスカンの「だるま」へ。中学担当のコーチに教えてもらった人気店で、本店は既に行列ができていたから支店へ向かう。こちらはすぐに入ることができたのだが、見る見る客が増え、すぐに満席になった。食材は肉と玉ねぎとネギのみと言うシンプルな構成だが、七輪を使って焼く肉は香ばしく、一人前735円と言う安さも加わって人気があるようだ。気がつけば3人前を平らげていた。続いてススキノの氷の祭典を見てから、雪祭りの本体、大通り公園の雪像を見に行く。中心部では雪の斜面も作られ、スノーボードのセッションが行われていた。家族への土産を買ってホテルに戻り、10時頃就寝。

↑札幌テレビ塔と雪祭り名物雪像

↑巨大な雪像の前でライブ。

↑北海道にさようなら


↑こちらは人工雪面でボードのジャンプセッション

↑ライティングで夜空に浮き立つような雪像

 翌朝はホテルから新千歳行きのバスに乗り朝一番の便で関空まで戻った。関空からの道が混んでいて、地元に帰ったのは14時頃になってしまった。