2011〜2012シーズン

2011〜2012 SEASON

17 宮城蔵王えぼし3〜4日目

体験記その3(3日目)


↑ホテルの部屋からの光景

↑今日は荒天で見通しが悪い

↑仙台駅で名物の牛タンに初挑戦

 今日もサービス朝食をいただき、シャトルバスに乗ってゲレンデへ。昨日と一転、吹雪のような天候で見通しが悪い。上部は深雪になっているが、足元が見難いので不安だ。気温はそれほど低くないが、強風のため身が凍える。しかし、今日は昼までで切り上げ、午後には仙台市内へ移動する予定なので、休みを入れることなく滑りまくった。13時まで滑ってホテルに戻り、板を宅配で送ることにする。温泉に入ってから仙台行きのバスに乗車。行きとは違ってスムーズに進み、1時間ほどで仙台市内に到着した。霙が降っていたので、傘を差さなければならなくなった。板を送ってなければ移動も不自由になるところだった。

 ホテルでチェックインをし、夕食を食べに駅ビルに出かける。仙台といえば名物の牛タン。今まで食べたことがないが、有名店に入ろうと思い、夕食は「喜助」へ。牛タンと麦とろの組み合わせは絶品料理とガイドブックにも記載されていたが、感想は・・・。癖のあるホルモン料理は苦手な筆者だが、比較的食べやすいといわれるタンも硬くて味も淡白。普通の牛肉の方が断然うまい。もう二度と注文することはないだろう。その後土産を探して構内を回った。長男の学校関係や塾、更には妻の職場の分まで頼まれているので大変だ。仙台名物といえば、牛タンの他にずんだが有名だが、冷蔵保存であったり、日持ちがしないものが多いので、適当な土産を探すのに苦労をした。全てそろえるのに3時間も費やし、一応の役目は果たした。一度あまりにも大量の荷物を置きにホテルに戻り、再び出直す。時間があれば繁華街も見て回りたかったのだが、ハードなスケジュールに気力も体力も尽き果て、早目にホテルに戻って就寝。


↑こちらも初めて食べたずんだ餅。

体験記その4(4日目)


↑傷跡の残る仙台駅前。左より底の抜けた渡り廊下。いまだ使用禁止のエスカレーター。壁が修復中の駅ビル。その他周囲のビル。

↑松島では名産のカニ祭りが行われていた。しかし、震災の影響で、カニ自体は宮島から仕入れたとの事。

↑円通院。ほんのり雪景色になり、えもいわれぬ美しさ

↑日の出と解けた雪に朝日が反射して輝いていた。

↑260もの小島から構成される松島。こちらは鐘島。

↑朝日のきらめく中をカモメと共に遊覧船の旅。

↑中にはカメラ目線で愛想のいいカモメも。

 最終日。午後には仙台を出るので、午前中に観光を済ませるため朝7時にホテルを出発。今日は日本三景の松島を訪れる予定。駅に向かっていると、昨夜暗い中では気づかなかっただが、震災の後がまだあちこちに残っているのが分かった。底の抜け落ちている渡り廊下に、使用禁止のエスカレーター。駅ビルの壁も修復中で大きなやぐらが組まれていた。周囲のビルもあちこちに工機が設営され、震災後1年が経つのにこのような状態であるということは、震災直後の大変な様子を思い起こさせた。

 8時の電車に乗って松島へ移動。車窓からは海岸線が見えるが、所々がれきの山が残っている。小川の中に大きな船が放置されていたが、津波で運ばれたものだろうか?約半時間で現地へ到着。遊覧船の時間まで少し間があったので、円通院をたずねた。円通院は国の重要文化財で、1646年創建。伊達政宗の嫡孫光宗公の奉られている菩提寺、霊廟三慧院は当時の技術の粋を集めた伊達家屈指の建築物だ。また350年前に造られた庭園は小堀遠州作と言われており、こちらも見ものである。この日は夜に降った雪がうっすらと庭園に積もり、幻想的な光景を作り出していた。係りの方によると、このような条件で観覧できる日は年間でもあまりないそうで、庭園の美しさが引き渡っていた。

 やがて遊覧船の時間が来たので、乗船。松島は波の浸食によってさまざまの形に姿を変えた無数の小島が浮かぶ海の庭園。その中でも傑作と言われるのが仁王島。鬼の顔にも似た岩が海から突き出している姿は圧巻だ。沖合いに進んでいくと、船にたくさんのかもめが寄ってきた。餌(かっぱえびせん)を買って、空に掲げるとたくさんのかもめが寄ってきて次々についばむ。こんなに間近でかもめの姿を見たことはなかったので、少し感動した。船から下りた後は、国宝の瑞願寺を回る予定だったのだが、時間がなくなってきたので、次回(あるのだろうか)にまわすことにし、駅に戻る。昼食を食べて、チーズケーキも土産に買って大荷物を抱えながら仙台の町を後にした。


↑雪の霊廟三慧院。国の重要文化財。

↑これが仁王島。仁王像が葉巻をくわえたような姿。

↑こんなに間近で大量のカモメを見るのは初めてだ。

↑さすがに日本三景とうならせる名勝でした。