2011〜2012シーズン |
2011〜2012 SEASON |
12 白樺湖ロイヤルヒル4/2〜4日目
(期日)2011年12月 (宿泊)白樺湖ロイヤルホテル(2泊3日) (移動手段)車
(白樺湖ロイヤルヒルHP) http://www.royalhill.co.jp/
(白樺湖ロイヤルホテルHP) http://www.royalhill.co.jp/facility2012.php
スキー場データ | |||
ス キ | 場の魅力 |
コースの豊富さ | B | ゲレンデは上下二つの場所に分かれている。どちらも1000m弱の中斜面で横幅が広いのが特徴。自分のフォームをチェックしたりポール練習をするには適した広い斜面だが、上級者には滑走距離の短さが気になる。ボードパークがあり、キッカーやハーフパイプが設置されている。 |
積雪量 | B | 晴天率80%を誇るこの地方は、乾燥しているため積雪量は多くない。今回年末に訪れたので土やブッシュの出ている所が目立った。 | |
雪質 | A | 乾燥しているため雪質は良い。シルキーで滑った感触の良さは独特の味わいを持っている。人工雪も自然雪と変わりがないような軽い雪だ。 | |
混雑度 | A | 白樺湖周辺にいくつかのスキー場があるため客は分散している。二つの斜面にかかっているリフトはクワッドなので、リフト待ちの時間は少ない。 | |
雰囲気 | B | 頂上からの白樺湖を眺められる光景は中々のもの。晴天率も高いため気持ちよくスキーができる。ただ、周囲には土産物屋や古びたゲームセンターはあるものの、リゾートの雰囲気とはかけ離れている。 | |
アフタースキー | B | ホテルから歩いて5分の所に「すずらんの湯」というスパ機能を備えた温泉施設がある。他、白樺湖周辺に娯楽施設があるがわざわざ出かけるほどの場所ではない。 | |
旅費 | B | ホテルは平日パックでリフト券・食事付で一泊1万円のパックを売り出している。 | |
アクセスの良さ | B | 徳島から約600kmの長野県中部は自分で運転するには遠すぎるような気もするが、中央自動車道は3車線の場所が多く、それほどストレスを感じずかつ短時間で移動ができ、マイカーも無理な距離ではない。 | |
総合評価 | B | 長野方面には志賀高原や白馬、野沢と言ったビッグゲレンデが目白押しなので、規模の面で物足りなさがあるのは確かだが、雪質の良さと上部からの景色の良さは中々のものだ。 |
体験記その2(2日目) |
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![]() ↑1時間ほどでロイヤルヒルスキー場に到着。たくさんの降雪機が自然雪以上のバーンを作る。 ![]() ↑パノラマAコースでポール練習。天気もすこぶる良く、遠くの絶景が疲れを癒してくれる。 ![]() ↑筆者のお昼はモンテローザのキーマカレー。 ![]() ↑昼になっても雪は緩むことなし。 |
朝5時起床。昨夜微熱っぽかったのだが、一晩寝て治ったようだ。ホテルの朝食は和食が充実しており、ボリュームもあった。この待遇で一泊5700円は破格だ。インターネットで割安プランを探した甲斐があった。7時半にはホテルを出て、1時間で白樺湖に到着。
ゲレンデは昨日10cmほど新雪が降ったようで、積雪量はようやく45cmになった。北陸が大雪に見舞われて大変な中で、距離的にもそんなに遠くないこの地域が雪不足でいるのは不思議な感じすらする。しかし、現地の人に聞いてみると、この辺りは年間の降雪量が40cm程度で、人工降雪機を使っても最大1m位までしかならないそうだ。しかし、この乾燥した気候のおかげで人工雪も粒が非常に細かく、自然雪以上の雪質だ。ポールバーンも硬く、何人滑っても荒れないのは練習には最適の環境だといえる。
筆者も今シーズン初めてポールバーンに入ってみた。フリー練習の時には気をつけていた注意事項も、規制された中だと回るのに必死で中々そこまで気がまわらない。昼からはSLの練習に入り、タイム計測も行ってもらったが、長男33秒台、筆者は36秒台で、3秒も差をつけられている。滑るたびに少しずつ時間を縮めることができたが、どうしても35秒の壁を破ることができなかった。やはり技術面で根本的な何かが欠けているとしか思えない。 ホテルに戻り、ワックスがけをして夕食の後は「すずらんの湯」へ。ここは近隣の温泉の中では最も泉質が良いということだ。再びホテルに戻りチューンナップを仕上げるともうへとへとだ。初めてのポール練習で体に余計な力が入っているようだ。子供たちは元気で11時頃まで起きていたようだが、筆者は1時間前には意識がなかった。 |
体験記その3(3日目) |
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![]() ↑世間も年末休みに入って客が増えてきたか? ![]() ↑寒い中、ワンピースで練習に励む子供たち。 |
練習2日目。朝起きると体がだるい。前日一日を通しての練習は相当体にこたえたようだ。しかし、子供たちは5日目の練習になるが平気な顔をしてゲレンデに出かけていった。この日も午前中はGS、午後はSLのポール練習が行われた。朝一の気温は昨日と同じ-15℃。しかし、空が晴れているのでそんなに寒くは感じない。今日もタイム計測をしたが、長男34.79秒。筆者38.1秒と昨日よりさらに大きく差をつけられた。また、今日はコーチがビデオ撮影をしてくれ、夜宿舎で解説をしてくれたが、筆者の場合は内傾・内向の癖がひどいようだった。肩のラインを水平に保って滑るようにアドバイスをもらった。
お昼は手打ちそばの「朝日が丘」へ。コーチ推薦の店で、自家製のそばはコシもあり、香りが豊かで美味かった。付け合せの野沢菜も自家製。今まで袋詰めのものしか食べたことがなかったが、自然な味で気に入って、自宅用に売ってもらった。
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体験記その4(4日目) |
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![]() ↑朝一の寒さを逃れるため体を温めあう子供たち ![]() ↑全中出場と昼食をかけてレースのスタート。 ![]() ↑筆者も初ワンピを体験。 ![]() ↑レース後参加者全員で記念撮影。 |
いよいよ最終日は全中出場のかかった記録会。リフト運行前にゲレンデを借り切って行うので朝は早い。4時に起床し、出発の準備をしてゲレンデへ。ポールをセットし、出番を待つ。長男とは昼食をかけての勝負だ。頑張ったつもりだが結果は下の通り。GS・SL両種目とも敗北。長男もこの5日間でずいぶん早くなった。中学生では2位に入り、2種目とも全国大会への出場を決めた。昼食は毎度おなじみの信州料理の店「三駒」へ。名物のほうとうを食べ、長男には馬刺し定食をおごらされた。
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