2011〜2012シーズン

2011〜2012 SEASON

12 開田高原マイア/1日目

 (期日)2011年12月 (宿泊)ホテル紅や(1泊2日) (移動手段)車
 (開田高原マイアHP) http://www.mia-ski.com/
 (ホテル紅やHP) http://www.hotel-beniya.co.jp/

スキー場データ


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場の魅力
コースの豊富さ  上部の中上級コースと下部の初級コースを2本のリフトでつないでいるシンプルな構成。上部は森林の中を滑るコースとなっており、斜度変化もあって滑り応えのある斜面。下部はワイドで開放的な雰囲気が魅力で、家族向けにキッズゲレンデや初心者用ポールがセットされている。
積雪量  内陸部のスキー場なので積雪量は多くないが、トップシーズンには白樺湖周辺より雪が期待できる。
雪質  長野県では南に位置するのだが、標高が2000mを超え、かつ御岳山の北東斜面を利用しているため雪質は良い。
混雑度 AA  年間来場者数は周囲のスキー場と比べても少なく、今回平日でもあったのだが、無人のスキー場という印象を受けた。木曽地区は高速からのアクセスが悪く、近年の不況の中で淘汰されていくスキー場のひとつかも知れない。
雰囲気  1996年の開業のためレストランなど各種設備は近代的で、ICカードによるリフト乗降もスムーズ。白を貴重とした設備デザインは清潔感が漂う。
アフタースキー  やまゆり荘等温泉の施設と乗馬やそば打ちの体験施設がある。夏場に来ても楽しめるかもしれない。
旅費  高速割引が減った分、乗車人数を確保しないと長野まで来るには高くつく。
アクセスの良さ  距離的には徳島から460kmと、岐阜方面と白樺湖の中間位の距離なのだが、他の場所と決定的に違うのは高速からの下道の長さ。道路は整備されているものの、ICから80km、2時間近くの道のりは行きも帰りも余分な体力を必要とする。
総合評価  御岳山や木曽川の雄大な景色と良質の温泉にパウダースノーは魅力だが、アクセスの悪さが最大のネック。ガンガン滑るのではなく、半分観光目的で訪れればそれなりの満足感があるかも知れない。

体験記その1(1日目)


↑出発前夕食の一場面。長女はちょっと寂しそうだったが、長男は一人で行くのが嬉しそうだった。

↑高速も雪が降ってきて、飛ばすのは危険だった。

↑到着時、麓で-7℃。さすが標高2000mの世界。

↑昼食のチゲ鍋は体の芯から温まった。

↑山頂からの中上級斜面。すごく軽い雪だ。

↑木曽温泉。良質褐色の天然温泉。
 今年もイヴの晩から5泊7日のジュニア部スキー合宿が長野県の白樺湖ロイヤルヒルスキー場で行われた。長女は今シーズンは高校受験を控えているため、合格決定まではスキーはお休み。一方、長男は初めて一人で全日程の参加だ。出発の晩はささやかなクリスマスの夕食を済ませた後、待ち合わせ場所へ。長女が最初に一人で参加したときは不安そうだったが、長男はそんな気配は微塵もなかった。子供だけの生活に意気揚々と出かけていった。携帯を持たせてあるのに、現地からの連絡はほとんどなし。たまに入るメールによると、今年は雪にも恵まれ初日からポールレッスンをすることができているようだ。そして、筆者も年末の仕事がかたづいたので、27日に長野へ向かうことになった。

 初日は白樺湖に直行せず、初めて訪れる木曽御岳を目指した。御岳は標高が高いので、12月中でも軽い雪が期待できるようだ。たくさんのスキー場が周辺にあるのだが、一番奥に近い開田高原マイアスキー場で滑ることにした。朝4時半に板野ICを出て、草津・多賀で計半時間ほど休憩。最寄の中津川ICには9時20分に到着した。昨年の諏訪まで4時間半に比べると若干遅いペースだが、この日は気温が下がり途中から雪が降ってきて、雪上車の列にひっかかったのが原因だ。


↑草津ICもご覧の通り。今シーズンは雪に恵まれた。

 ICを降りてここからまた延々と下道が続く。平地を1時間、山道を1時間ほど登ってようやく現地に到着。下道が長い分既に疲労感が感じられた。ゲレンデは晴れているが、細かい雪もぱらついていて、気温はセンターハウスで-7℃。山頂は朝の時点で-15℃と表示されていた。しかし、全国的に大雪に見舞われたこの週末だったが、御岳周辺は晴天率が高く、まだ土の覗いている部分もあった。コースも全てはオープンしていないようだった。

 もう時刻が昼前だったので滑る前にレストランで昼食を取る。寒かったので、チゲ鍋を注文。煮えるまでに時間がかかったが、体も温まり、午前中の疲れを取ることができた。食後はゲレンデへ。リフト券はICカードで規模の小さいスキー場の割には、設備は整っていた。2本架かっているリフトもクワッドで長いのでスイスイ頂上まで移動することができた。

 頂上からは本来2種類の中上級コースが出ているのだが、雪不足のために1コースだけオープン。最初30度ほどの急斜面だが、雪質がいいので気持ちよく滑ることができた。先週まで井川のレッスンで教わった点を注意しながら滑走。足首を前に倒す・手を前に・胸で外板を押す・膝も少々曲げる・ターン時に外側の手を前に・・・など気をつけて滑ると、以前は少しの距離滑ったらすぐ足腰が張っていたのに、あまり体の疲れがなかった。

 昼間も気温はそれほど上がらず、-10℃前後で推移した。リフトは高速でフードなしなので、しばらく乗っていると体が凍る。そのうちに体も気温になじんできたが、最初2本乗り継いだら頭痛がしてきたほどだった。頂上から麓までの3200mを繰り返し滑っていたが、やがて体も疲れてきたので、2時過ぎに切り上げる。

 スキーの後は、近くに「やまゆり荘」という木曽随一の天然掛け流し温泉があるので、そこに行ってみたが何と定休日。山を降りた所にある木曽温泉に入る。茶褐色の湯はこちらもかけ流しで、冷えた体には最高だ。露天風呂もあり、総檜作りの湯船にびっしりと湯の花が張り付いている。石鹸やシャンプーも高級なものが置いてあり、入浴料600円以上の満足感があった。スキー場はわざわざICから2時間かけてくるほどのものではないが、この温泉の存在感は大きい。次回来る時はスキー場を変えて温泉とのコンビを楽しみたい。

 この日は白樺湖まで行く気力がなかったので、諏訪市内で宿泊。ホテル紅やは11種類の温浴施設が売りなのだが、昼間の温泉で湯冷めしたのだろうか、少し寒気もしてきたので一つだけ入り早めに就寝。