2010〜2011シーズン

2010〜2011 SEASON

10 札幌/2・3日目ニセコグランヒラフ5・キロロスノーワールド7

 (期日)2010年12月 (宿泊)札幌プリンスホテル(2泊3日) (移動手段)JAL
 (ニセコグランヒラフHP) http://www.grand-hirafu.jp/
 (札幌プリンスホテルHP) http://www.princehotels.co.jp/sapporo/

ニセコグランヒラフスキー場データ


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コースの豊富さ AAA  ヒラフ単独でもコース総面積325ha、標高差900m、最長滑走距離5.6kmの規模は北海道トップクラス。加えてニセコ東山、ニセコアンヌプリと上部でつながっており、共通リフト券でどの方向へも滑りだせる。三つのスキー場を合わせた規模はやはり北海道一。緩斜面・急斜面・深雪・コブとあらゆるスキーヤーのニーズに応えられる。
積雪量 AAA  北海道の豪雪地帯なので当然多し。11月から5月まで滑る事ができる。
雪質 AAA  パウダースノーの上を行くアスピリンスノー。特に最上部の雪質は感動もの。最近では世界的に見ても最も雪質の良い場所として知られ、外国人の客が激増している。
混雑度 AA  アンヌプリ・東山に比べると人気の高いゲレンデである事から多少人が多いが、気になるほどではない。朝一のパウダーはそれ狙いに訪れる人が多いので、リフトなど少々並ぶ事もある。
雰囲気 AA  「東洋のサンモリッツ」の異名を持つニセコの景観は、他ではあまり見られない非常に開放感の高いもの。上部は森林限界になっており、一本の木もない中を高速カービングで飛ばすのがニセコの醍醐味。ホテルやレストランの雰囲気も悪くないが、もう一つの人気スキー場ルスツと比べるとやや洗練度に欠ける。しかし、それを補って余りうる大自然の要素が世界中から評価される原因となっている。
アフタースキー AA  ホテルニセコアルペンはルスツリゾートのような豪華な宿泊施設ではないが、レストラン・温泉・露天風呂・岩盤浴・プール・カラオケ・コンビニと一通りの設備は整っている。また、周辺のニセコビレッジには個性豊かな専門店が並んでおり、外国人の多い街の雰囲気も中々のもの。
旅費  年末年始や連休の時期は航空運賃が上がるが、12月・3月頃に行くと驚くべき安い金額での旅行が可能。移動時間や混雑度などを考えてもコストパフォーマンスは悪くない
アクセスの良さ  徳島発着も便利だが、お勧めなのは神戸空港発のツアー。早朝発夜間着の便が出ているので初日・最終日も有効に利用できる。神戸空港まで1時間半で、神戸から約2時間で千歳に到着。乗り継ぎのない分、経費も時間も節約できる。千歳からも以前はルスツ経由であったので3時間かかっていたが、最近は直行便も出ているので30分以上時間は短縮された。
総合評価 AA  最上質の雪質と素晴らしい景観は国内でも最高レベルのものだろう。世界からの注目度も高いニセコは今後益々開発が進み、やがてルスツやキロロを上回るような洗練されたリゾート地として発展を遂げるであろう事が予想される。

体験記その2(2日目)


↑ジャンボコース。日曜日のためゲレンデは人で一杯

↑ゲレンデ下部にはブッシュも一杯

↑降雪機が大活躍。ここは本当に北海道?

↑食彩比羅夫の天麩羅定食。お昼は割安。

↑夕方になってようやく天気が回復

↑ナイターは気温も低く最高の滑り心地だった
 2日目は朝5時半に起床。目が覚めると全身筋肉痛だ。昨日は3時間しか滑っていないにもかかわらず、このような状態になるとはさすがに北海道の広いゲレンデでの滑走は密度が高いようだ。今日はニセコで6時間滑る予定だが、最後まで体が持つだろうか?

 ホテルからは3時間足らずでゲレンデに到着した。高原ホテルのロッカーに荷物を預け、リフト券を交換。前週の積雪で雪は心配ないかと思われたが、最上部は雪不足でリフトが運行していない。アンヌプリへの移動ができないので、ヒラフ1日券と交換した。

 キング第1ペアリフトで上がって高原コースを足慣らしに一本降りてみる。この日は昨日より気温が上がって、朝からもう-2,3℃の気温だ。全体的に雪が重く、下部では雪が溶けかかっていた。次にゴンドラに乗って上部へ。雪質のいい花園ゲレンデへ行こうと思っていたのだが、霧で前が見にくかったためコースを間違えてジャンボコースを降りてしまう。

 グリーンコースを経由して一度麓に降りる。ところが、下に下りるたびに雪質が悪くなり、人も増えてきた。曇っていて足元も見にくいので、思い切ってスピードを出すことができない。ブレーキをかける動きが連続して足に負担がかかる。元々朝から筋肉痛もあったこともあって、下に下りたときにはへとへとになっていた。今日は昼食抜きで滑ろうかとも思いながら出てきたゲレンデだが、いざ滑りだしてみるとわずか1時間で体力の限界だ。

 早目の昼食をとることにして、ホテルニセコアルペン内の「食彩比羅夫」へ。昼食後は、ホテルの喫茶店へ初めて入る。この店は夕方閉店なので、今まで入ったことがなかった。ワッフルとコーヒーを注文し、しばらく体の疲れを癒す。その後、売店で子供への土産を買う。荷物をロッカーに預けるため、エース第2クワッドで中腹まで上がって、グリーンコースを一本。片手に2本のストック、もう片手には土産の袋という無理な姿勢での滑走が祟って、疲れも倍増した。

 もう一度ゴンドラで上がって滑ろうと思ったが、霧がだんだんひどくなってきて数m先も見にくい状態になった。周りに気をつけながらゆっくりとグリーンコースを降り、高原コースに入る。すると、この辺りだけ霧が晴れて滑りやすかったので、残りの時間はここで滑ることにする。

 そのうちに照明もつき、やっと見通しのいい状態になった。何度か繰り返し滑っていると、日も沈み気温も下がってきたのでバーンも硬くなりようやく楽しんで滑ることができる状態になった。本日も集合時間ぎりぎりまで滑った。

 帰路のバスは順調に動き、19時過ぎにはホテルに着くことができた。ホテルに着いた頃から腰が痛み出す。腰痛は2008年のカナダ旅行で初めて経験し、その後長時間立っていると鈍い痛みを感じるようになった。この夏東京へ家族旅行をした時には、テーマパークで歩きすぎて、最終日にはあまりの痛みに歩行もできなくなる程だった。その後、小康状態を保っていたのだが、久しぶりの激痛に襲われた。

 しかし、部屋で寝ているわけにも行かないので、夕食を食べに狸小路へ出かけた。昨日も行列のできていた土鍋ハンバーグ「北斗星」へ。スープカレーのデミグラスソースバージョンだが、女性や子供には受ける味だと思った。続いて、札幌ラーメン北一へ。野菜たっぷりの典型的札幌味噌ラーメン。その他店を見て回り、ホテルに戻って就寝。


↑これが土鍋ハンバーグ。人気店で行列ができていました

体験記その3(3日目)


↑昨日と打って変わってガラ空きのゲレンデ。

↑やっぱり北海道はこうでなければいけません

↑夕食の花畑牧場ホエー豚丼

 外は天気予報通り朝から雨模様。腰痛も引かないので、今日は少しだけ滑って後は温泉にでも使ってゆっくりするつもりだ。年末には長野までの長距離運転が待っている。無理はできない。この日のスキー場キロロに着き、まずはセンターハウスの土産物屋を物色。ゲレンデに着いてすぐに滑らない事など過去に記憶がないが、何か気分が乗らなかった。

 着替えもゆっくりとし、ようやくゲレンデに立つ。長峰の初級ゲレンデをまずは一本。天気も悪いし、気温も高く、ゲレンデにはあまり期待をしていなかったが、少し水分を含んだ雪面は板が良く滑った。おまけに平日ということもあって、2日前とは比べ物にならない位人が少ない。いい調子だ。

 続いて筆者お気に入りのセンターコースで滑ろうと思ったが、この日は地元ジュニアの練習のため夕方まで貸切で閉鎖。もうこちらは冬休みに入っているのだろうか?そこで余市コースへ移動し、繰り返し滑る。こちらも圧雪が行き届いていて、とても滑りやすかった。この三日間では一番いい状態でスキーができた。腰の痛みも滑り始めるといつの間にか忘れてしまっていた。

 余市のコースを一通り滑った後、ゴンドラで頂上まで上る。麓ははるか先まで見通せるほど明るかったのだが、頂上は吹雪だ。しかし、人が少ない分余裕を持って斜面を降りることができた。12時過ぎまで滑って、荷物を整理した後、センターハウス内の温泉へ。キロロはホテルピアノまで行かないと風呂がなかったので、最終日は別のスキー場を選んでいたのだが、昨シーズンからこの温泉ができたので便利になった。中には露天のジャグジーやサウナもあり充実している。

 この後、昼食のパンを買い、シャトルバスで千歳へ。空港からは再び腰痛に襲われ、苦しみながらの移動となった。帰県後も3日程痛みは引かなかった。体力の衰えを痛感させられた三日間だった。