2010〜2011シーズン

2010〜2011 SEASON

10 札幌/1日目キロロスノーリゾート7

 (期日)2010年12月 (宿泊)札幌プリンスホテル(2泊3日) (移動手段)JAL
 (キロロスノーワールドHP) http://www.kiroro.co.jp/index_f.php
 (札幌プリンスホテルHP) http://www.princehotels.co.jp/sapporo/

キロロスノーワールドスキー場データ


|
場の魅力
コースの豊富さ  知名度の割にスキー場の規模はそんなに大きくない。一応コブ斜面・深雪コース・急斜面とバラエティに富んだコースがあるが、一つひとつの距離はそんなに長くない。また、所々に緩斜面が散在しており、ボードやショートスキーで滑った時は板が止まってしまい、漕ぐのに疲れる。初級者にはちょうどいい傾斜かもしれないが、中級以上になると物足りなさを感じる。
積雪量 AAA  ルスツよりもニセコよりも積雪量は多く雪の心配はない。年末でも2m近くある。2月には4m近くなるとか・・・。
雪質 AAA  気温が低い日はニセコの上部の雪質が麓でも味わえる。息を吹くとふわっと飛んでいくような超絶最高級アスピリンスノー。筆者の経験した中では文句なく最上級。
混雑度 AA  札幌から近いので日帰り客が多く、休日は客が増えるようだが、クワッド中心のリフト構成で輸送能力が高く、リフトで並ぶ事は無い。
雰囲気 AA  スキー場のオープンが1991年と新しいことがあって、レストランやトイレ・ホテル等どの施設も清潔感が漲っている。また、従業員の応対が訓練されていて丁寧。スキーヤーが一日中どのような場面でも気持ち良く過ごせるよう工夫されている。また、リフトはごく一部の場所を除き、フード付きのクワッドが基本なので快適に移動ができる。反面、スキー場がこじんまりしているせいか、ニセコ頂上部のような壮大な景観に欠ける。
アフタースキー AA  ルスツリゾートホテルと同様にレストランや遊び場に不自由をしない。ホテルとレストランの配置がよく考えられており、町を散策していくような感覚でレストラン選びができる。レストランは小樽の政寿司支店をはじめ、専門店が多く揃っており、味のレベルも高い。ショップの数はルスツほどではないが、基本は押さえてある。ホテルのチェックイン時にキロロカードが発行され、レストランの会計やゲレンデでの食事などキャッシュレスで行えるのが便利。また、温水プールに併設するキロロ温泉はジェットバスやミストサウナ、露天風呂もあり、毎日のリフレッシュにはうってつけ。有料(1回600円位)なのがたまにきず。
旅費  札幌宿泊でもスキー場まで1時間少々なので、現地のリゾートホテルに泊まるより安く上げる事ができる。ホテルピアノやマウンテンホテルに泊まるのであれば、12〜3万(ツアー代朝夕食付・時期によって変動有)+リフト券・昼食代・その他必要(徳島県基準)。ホテルピアノはルスツリゾートホテルより少々グレードは上。
アクセスの良さ A  空路利用でらくらく移動。徳島発着の場合羽田経由になるが、2006年2月に開港した神戸空港利用の場合は直行で千歳に着く。空港からはバスで2時間余りの距離で、午後から滑る事ができる。
総合評価 AA  ニセコ・ルスツに比べるとスキー場自体は小規模で、コース自体も短いのが欠点だが、ホテルの完成度と雪質は他のスキー場を凌駕している。家族連れや初心者の彼女と来るにはぴったりのスキー場だと思う。

体験記その1(1日目)


↑出発の神戸空港。いい天気かと思ったが・・・

↑千歳空港に着くと吹雪で一面雪だった

↑雪の中のホワイトイルミネーションは美しかった

↑無数の発光ダイオードで作られた新作。

↑らーめんてつや南7条店の「てつや正油」〜匠〜
毎年恒例の北海道スキー。本当はこの1週間前に計画をしていたのだが、雪不足でどこのスキー場も積雪がなし。旅行会社は無料でキャンセルをしてくれた上、翌週のツアーも取ってくれた。当初予約していたツアーよりも格安なプランが出ていたので、そちらを予約。2泊3日朝食付で神戸発着35800円という好条件だ。しかもリフト1日券が1枚付いているという。ツアーは色々と条件の違うものが出ているので、よく下調べをしておいた方が賢明だ。

 毎年JALのツアーを取っていたのだが、経営難で神戸空港から撤退してしまい、今回5年ぶりにANAのツアーを申し込んだ。ちょうど出発1週間前に冷え込んで降雪があり、ニセコやキロロなど積雪量の多いところは8割方ゲレンデがオープン。ルスツやMt.レースイなど雪の少ないところも段階的にオープンするような状態で当日を迎えた。

 朝4時半に起床。5時過ぎには家を出て7時前に神戸空港到着。マイレージカードを作ったので、カードでチェックイン・搭乗ができる点はJALと同じだ。手荷物検査の時に昨年同様重量規制にかかる。6kgオーバーで2000円の超過料金が必要とのことだったので、バッグからスキーブーツを取り出すと規定内の範囲に収めることができた。ブーツだけで6kgもあるのかと驚いた。

 空港で朝食を済ませ、搭乗に向かうと掲示板に「天候不良」の表示が出ている。神戸は快晴だったが、札幌は吹雪いているようだ。着港出来ない場合は神戸に引き返すこともあるとのアナウンスがあった。少し焦るが、特に問題もなく定刻通りに千歳空港に着くことができた。

 札幌の気温は‐5度。この時期としては平年並みの気温だが、雪が降っているため空港の滑走路も全面雪で覆われていた。地元では見られないような光景を前にテンションが上がる。11過ぎにはシャトルバスが空港を出発し、キロロスキー場を目指す。山に近づくたびに本降りになってきた。予定より10分ほど遅れて現地到着。着替えをしていたら、13時半になってしまったので、3時間券を買ってゲレンデに出る。

 まずは、初級の長峰ゲレンデで足慣らし。おおっ!フワフワのパウダースノーだ。新雪部分もたくさん残っていた。これを一本降り、今度はセンターコース・余市ゲレンデへと移動をした。1本滑ると足に疲労を感じる。1km以上のコースを滑るのは今シーズン初めてだ。やっと本物のスキー場に来たという実感があった。

 キロロはこの日麓で-5度、山頂で-15度の気温で、1本滑ると顔が凍りついた。ゴンドラで向かった山頂は吹雪いており、滑る前に体を温めようとレストランで焼きカレーを食べた。香辛料をたっぷり取って中から体を温めたつもりだったが、外へ出るとやはり寒かった。吹雪で前が見えず、足元の状態もよくわからないので、気持ちが遅れてしまい、体も後傾に。ますます深雪に足を取られ、約5kmのグランドラインを降り切った時には体の疲れはピークに達していた。

 今日はこれで終了にしようかとも思ったのだが、3時間という限られた時間なので、最後に人滑りをするつもりでセンターコースに出た。こちらは照明がつき、雪面がはっきりと確認できる。それにバーンが他のゲレンデより固く、圧雪が効いていたので、スピードをつけてコースを降り切った。爽快だ。一本でやめる予定であったが、気持ちがいいので時間まで繰り返し滑った。残り時間15分で着替えと荷物の整理をして、集合場所のバス停まで猛ダッシュ。何とか集合時間に間に合った。

 ゲレンデからは約1時間半で札幌市内に到着。雪道の割には早く着くことができた。ホテルにチェックインをして外出。最初に子供への土産を見に行ったのだが、目ぼしいものはなし。大通公園へ出てホワイトイルミネーションを見たが、イルミネーションの新作もあり、雪道に光が反射して幻想的な光景だった。その後ラーメンてつやへ。北海道へ来るたびに色々なラーメン屋を食べ歩いているが、今の所この店が筆者の1だ。町の外れにある店なので、寒い中を歩くのは大変だったが、その分温かいラーメンが美味く感じられた。ホテルに戻り、露天風呂に入る。ここ数年12月でも気温が高めだったが、この日は体の芯から凍るような寒さで露天の気持ち良さも倍増だった。

二日目に続く・・・