2010〜2011シーズン

2010〜2011 SEASON 

19 福島/3日目アルツ磐梯

(期日)2011年2月 (宿泊)ヴィライナワシロ (移動手段)自家用車
 (アルツ磐梯HP)http://www.alts.co.jp/
 (ヴィライナワシロHP)http://www.villa.co.jp/

アルツ磐梯スキー場データ


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コースの豊富さ AA 厩尾根・猫魔尾根・磐梯尾根の3つの尾根を使ったクルージングコースの他、裏山の猫魔ボールにはコブ斜面や急斜面が豊富。厩尾根の上部にはポールバーンとモーグルコース、中部から下部にはパークエリアがあり、遊びのエリアとなっている。磐梯尾根には家族連れ向けにコースの所々に課題クリア型のアスレチックコースがある。ここを訪れるあらゆる人のニーズに合わせた楽しみ方のできる懐の深いスキー場だと言えよう。
積雪量 東北とは言っても最南部の福島県であるために年内の積雪量は多くないが、トップシーズンの積雪量は猪苗代や安比高原を上回る。
雪質 標高700mと低い位置にあるが、内陸部であるため雪質はそんなに悪くない。特に裏山の猫魔ボールでは気温の低い日にはパウダースノーを味わうことができる。
混雑度 関東圏からも車でアクセスが容易な場所であるため、若者を中心に大勢の客が押し寄せる。福島県内の他のスキー場と比べると魅力的な面が多いため、連休等には混雑することも。
雰囲気 AA スキーセンターのデザインや施設など90年代に入ってから開発されたエリアだけに非常に洗練されている。麓の喧騒とは裏腹に猫魔ボールの樹氷の続く景観と静かな雰囲気はもう一つの魅力だ。
アフタースキー 麓の磐梯山温泉ホテルは源泉掛け流しの湯と地産料理が自慢。またバックパッカーズホテルのSAMURAI Rider'sは1泊2000円と言う驚異的な宿泊料が魅力。猪苗代市内からすぐの距離にあるので猪苗代湖の散策や野口英世記念館など少し足を伸ばせばスキー以外の楽しみ方もできそう。ただ、交通機関が乏しいので、マイカーで来ないと不便である。
旅費 車を運転するには遠すぎる距離。飛行機と新幹線を使っての移動となると、やはり料金は割高だ。徳島からアクセスするには経費的にも時間的にも北海道の方が身近である。
アクセスの良さ 朝一の飛行機に乗れば、昼過ぎにゲレンデまでたどり着くことが可能。ただ、空港から新幹線、新幹線から在来線と2度の乗り換えがあるので、荷物を持って移動するのは困難。また、在来線は1時間に1本しか出ておらず、計画的に準備をしないと予想外の時間のロスが生まれる。
総合評価 A 福島県最大の規模を誇るゲレンデ面積と近代的な設備、お洒落なレストハウス、頂上からの日本離れした景観に豊富なゲレンデアイテムとイベントの数々。蔵王・安比等と並んで東北地方いや日本を代表するスキー場の一つであることは間違いがない。

体験記(3日目)


↑アルツ磐梯のお洒落なセンターハウス

↑全体的に外国のスキー場のような雰囲気だった

↑磐梯尾根エリアからは猪苗代湖が見えた

↑クレープでちょっと休憩

↑ポールバーンを滑る長男

↑猫魔ボールUの最上部から樹氷と磐梯山

↑樹氷の間を滑る長男
 3日目は福島県最大のスキー場、アルツ磐梯へ。宿舎からスキー場への足がないのでタクシーを呼んだのだが、片道6000円もの料金になった。猪苗代スキー場は昔ながらのローカルな雰囲気が特色だが、アルツは地元民よりも関東方面の若者をターゲットにしているのか、設備その他もろもろが洗練された雰囲気だ。センターハウスのデザインやショップ・レストランの構造も外国のスキー場を思わせる。、聞けば一時期経営不振に陥っていたようだが、やり手の社長の就任により近年大きく顧客の支持を回復していると言う。

 ゲレンデは大きく3つの尾根から構成されているが、まずはファミリー向けの磐梯尾根エリアへ。ゴンドラに乗って磐梯山の中腹まで行くと眼前に猪苗代湖が見えた。今日は少し曇っているのでくっきりとは見えないのが残念だ。ここから少し下ったところに「てながあしながの森」があり、会津地方の民話を基にしたアトラクションが6つも設けられている。鳥居を潜ったり、境内にお参りをしたり幼児が楽しめるような演出がされていた。このゾーンは初級コースが中心だったので、妻も難なく下まで滑り降りることができた。

 続いて向かったのは、ボーダー向けのパークが連続している厩尾根エリア。最上部に無料のポールバーンがあるので、それを目指したがまだ時間が早く整備中で使えなかった。少し降りると、ハーフパイプを含む6つのフリースタイルパークがある。ウェーブやジャンプ台などスキーヤーも可能なものに入って遊びながら麓に向かう。このゾーンにはボーダーが集まってくるので、スキーヤーが滑る時は衝突などに気をつけなければならない。

 麓に下りて少し休憩をした後、メインの猫魔尾根エリアへ向かった。このエリアは中級から上級のコースが多いので、妻はレストランで待機をし、長男と二人で向かう。コースマップでは上部はブラックダイアモンド(上級)ばかりのように見えたのだが、ちゃんと迂回コースが確保されていて中級レベルでも降りられるようになっている。裏山の猫魔ボールは人も断然少ないし、雪質が抜群にいい。妻も何とか滑れそうだったので、昼から一緒にと思い、レストランに戻ることにした。

 この日は3連休の中日でレストハウスは人でごった返していた。席の確保にも苦労をし、昼食を取るまでに1時間半もかかった。メニューは美味しくなければ全額返金のうまさ保証つきカレーが有名だが、ラーメンを注文。

 昼食後は、朝閉鎖されていたポールバーンへ向かう。長男と二人で滑ったが、斜度も適度で滑りやすかった。ただ、ポールバーンをつなぐリフトがないので、一度滑ったら麓まで降りなければいけないのが不便だ。残り時間が少ないから1本だけ滑り、猫魔尾根エリアへ向かう。

 麓から猫魔エリアへは全長2kmの第4クワッドリフトが出ている。チェアが160基もかかった巨大リフトだ。これに乗って奥のボール方面へ出るはずだったのだが、コースを間違えてしまい再び麓まで降りてしまった。コース途中でボーダーにぶつかってすっかり意気消沈していた妻はここでリタイア。長男と残る時間を滑ることにする。

 2本のリフトを乗り継いで一番奥の猫魔ボールUに入るのに中級コースと上級コースがある。上級コースは最大斜度33度のコブ斜面だったが、雪質もよく降りることができた。猫魔カフェで休憩した後、第10ペアリフトに乗って猫魔ボールUの最上部へ。猪苗代湖と磐梯山がきれいに見え、ここから続く中級コースには脇に樹氷が連なっていて見事な景色だった。その後4時前まで滑ってセンターハウスで妻と落ち合い、この日のスキーは終了。


↑猫魔カフェ・・・何ともいいネーミングだ

 再びタクシーで宿舎まで戻り、夜はビリヤードに挑戦。初めてやった長男は気に入ったようで、翌朝も出発前に遊んで喜んでいた。

体験記(4日目)


↑長男お気に入りのビリヤード

↑猪苗代駅は明治32年創業の歴史ある建物

↑駅前には全国大会ののろしが
 夜のうちに降雪があったようで、外の世界は一面銀世界。新雪スキーを楽しみたい気もあったのだが、飛行機の最終便を取ることができなかったので、前日に片づけをして、この日は余裕があれば観光をする予定でいた。猪苗代は野口英世の生誕地で記念館がある他、白鳥の飛来地や日本三大天満宮の小平天満宮等訪れたい場所がたくさんあった。しかし、いずれも徒歩で訪れるには遠い場所で、タクシーを使うと高くつくので断念、早目に現地を後にし、東京へ向かった。羽田では3時間の空きができてしまったので、荷物を預け空港内をブラブラ。できたばかりの国際線ターミナルも見てみたかったのだが、疲れもたまっていたので、移動もせず定刻便で徳島に到着。福島は車で訪れることができれば、もっと楽しみの幅が広がることだろう。


↑こちらは野口英世の石碑

↑雪の中を走る磐越西線の電車