2009〜2010シーズン

2009〜2010 SEASON 

(11) 札幌/1日目テイネオリンピア

 (期日)2009年12月 (宿泊)札幌プリンスホテル(2泊3日) (移動手段)JAL
 (テイネハイランドHP) http://www.sapporo-teine.com/snow/
 (札幌プリンスホテルHP) http://www.princehotels.co.jp/sapporo/

スキー場データ


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場の魅力
コースの豊富さ  コースは8コースあるが、どれも横並びの平坦な斜面で変化に乏しいのが難点。そんな中、メインの白樺サンシャインコースは全長520mと小さなコースだが、横幅が約100mほどあり、斜度も程よい中斜面でカービングで飛ばせば爽快だ。また、初心者が練習するにはちょうど良い斜面が揃っている。上部のハイランドスキー場とはゴンドラでつながり、両方を合わせればまずまずの規模になる。
積雪量  北海道の他のスキー場に比べると積雪量は少ない。以前は12月には滑れていたようだが、最近の暖冬傾向でここ数年は年末にならないと十分な積雪が確保できていない。
雪質  手稲山の下部になるので、雪質は期待できない。しかし、冷え込んだ時には北海道特有のシルキーな雪に出会えることも・・・。
混雑度 A  今回訪れたのは12月中旬という事でリフト待ちはなかったが、雪祭りなど札幌の観光シーズンには、身近なスキー場として多くの来客が予想される。しかし、ハイランドと合わせて広い面積を持つので、滑る場所を考えればそんなに混雑する事はないだろう。
雰囲気  広い斜面と石狩湾まで見渡せる景色の美しさはこのスキー場独自のものだ。加森観光が開発しているだけあって、設備等もセンスがいい。ゲレンデの上部にある観覧車がランドマークとなっている。
アフタースキー AA  テイネの近辺には何も無いが、札幌から近いのでこちらに何でもある。スキーをメインにゆっくりするのなら現地宿泊だが、観光やショッピングも楽しみたいなら札幌だ。
旅費  札幌宿泊となるので、ルスツやキロロのリゾートホテルよりは安価。航空運賃も時期を選べば非常に安く上がる。年末までの12月中なら宿泊・航空運賃・移動経費込みで3日間4万円少々(神戸出発の場合)。JALのツアーならリフト券も格安で買える。
アクセスの良さ AA  空路利用でらくらく移動。徳島発着の場合羽田経由になるが、神戸空港利用の場合は直行2時間で千歳に着く。空港からはバスでわずか1時間余りの距離で、午後1時から滑る事ができる。ナイターもやっているので、初日を有効に使う場合一番の候補となる。
総合評価  何といっても札幌から近いのがこのスキー場の最大の魅力。仕事帰りにちょっと練習等ということが気軽に行えるのはうらやましい限りである。ハイランドスキー場に比べると規模が小さいのが減点材料だが、メインシーズンになるとクロスコースやパークも現れ、色々と楽しみもありそうだ。


体験記その1(1日目)


↑着陸直前の光景。雪が少ないな・・・と思ったら

↑現地は雨だった・・・。

↑雨が止んできれいな虹が。下に見えるのはオリンピアゾーン。
 12月の北海道スキーも今年で4年目。今シーズンは3週目位から急激に冷え込んできたのだが、筆者が訪れたのは2週目で。昨年同様まだまだ各地とも雪が少なかった。札幌ステイのこのツアーは前日夕方まで行き先の変更が可能で、降雪状況を見ながら検討する事ができるので、この時期のスキーツアーにはうってつけだ。

 自宅から車で神戸に向かうが、休日1000円割引の影響で阪神高速が混むかもしれないと思い、朝5時30分に家を出る。しかし、車はスムーズに動き、7時過ぎには空港に到着した。チェックインで荷物を預けようとしたら、重量オーバーで超過料金が必要との事。今まで100回以上飛行機に乗っているが、重量オーバーで引っかかったのは初めてだ。JALも経営悪化(この後2010年1月に会社更生手続き。即ち倒産)で取れるところから取るという通達でも出ているのだろうか?7kgオーバーの3850円の出費は予想外の出費だった。クラスJが空いていたので席を取り、8時15分に出発。10時過ぎには札幌に到着した。

 ターミナルの窓から外を見ると、雨が降っている。それも相当強い雨だ。外気温は3度で、例年に比べると少し暖かめだ。空港の中はたくさんの人でごった返している。昨年は3週目にもかかわらず閑散としていたが、今年の混雑ぶりはいかなる事か?見ると、修学旅行の集団があちこちに固まりを作っている。春のインフルエンザ騒動で修学旅行の時期をずらせた学校が出たが、秋だけでは収まらなかったようで、この時期まで動いたのだろう。

 初日のスキー場は当初ルスツを予定していたのだが、積雪不足のためテイネに変更した。今年は下のオリンピアゾーンが数コースオープンしており、滑られるようなので楽しみだ。バスがセンターハウスに着くと、不思議な事にあれほど降っていた雨が止んだ。筆者が滑るのを待っていたかのような絶妙のタイミングだ。急いで服を着替え、ゲレンデに出る。まずはパラダイスコースで足慣らしをした後、北海道最速のリフト「サミットエキスプレス」でテイネ山頂上へ。

 雨をたっぷりと含んだ雪は滑りが悪かったが、積雪は65cmで昨年よりブッシュの出ている場所は少なかった。中級のシティビュークルーズコースから林間のナチュラルコースを経由するルートは約3kmの行程で滑りがいがある。これを2本滑って、本日の目的であるオリンピアゾーンへ降りていった。頂上からオリンピアの下部までは約6km。これは北海道内でも最長の数字だ。両スキー場をつなぐレインボーコースの横には白樺林も立ち並び、景色も抜群である。


↑オリンピアの広いゲレンデ。土が見えている所も。


↑ゲレンデの上から見下ろしている観覧車が目印。


↑石狩湾もきれいに見えた。

↑最上階の21階で宿泊する事ができた。

↑すみれのラーメン。背油と味噌の風味が濃厚。

 オリンピアの下部では修学旅行生の集団がボードやスキーの研修を受けていた。20人位のグループが一度に滑り出し、次々に斜面で転んでいく光景は微笑ましかった。オリンピアの白樺サンシャインコースは幅100m程の一枚バーンで斜度も緩く、初めてスキーをするには絶好の環境だ。雪質は当然ハイランドゾーンよりは悪く、時々ブレーキがかかったようになる所もあったが、ゲレンデが広いので快適に滑る事ができた。ペアリフトが一本架かっているが、これが修学旅行生用に速度を緩めているのか止まりそうな位遅かった。効率が悪いので、ゴンドラに持って再びハイランドゾーンに戻る。

 再び頂上まで登ってしばらくすると、霧のような雨が降ってきた。見る見るウェアが濡れてくる。筆者のウェアは防水加工がしっかりしているので、中までは染み込まなかったが、前も見づらく不快だ。そのうちに霧も出てきて視界が悪くなったので、4時頃には切り上げ、バスを待ってホテルまで戻った。

 宿泊先は今回もプリンスホテル。部屋は最上階の21階を用意してくれ、景色が良かった。夕食は「すみれ」というラーメン屋を訪れた。味噌ラーメンの有名店で創業が昭和39年という老舗だ。今回筆者が北海道を訪れるのは26回目で、大体毎回ラーメンは食べているので有名所はかなりカバーしているが、「すみれ」は初めてだ。かなり期待していたのだが、筆者には少し味付けが濃すぎるように思われた。


↑札幌プリンスホテル。温泉もあり宿泊にはお勧め。

札幌2009その2に続く