2009〜2010シーズン

2009〜2010 SEASON

15 ニセコグランヒラフ4/1日目

 (期日)2010年1月 (宿泊)ホテルニセコアルペン(2泊3日) (移動手段)JAL
  (ニセコグランヒラフHP) http://www.grand-hirafu.jp/
(ホテルニセコアルペンHP) http://www.niseko-alpen.jp/

ニセコグランヒラフスキー場データ


|



コースの豊富さ AAA  ヒラフ単独でもコース総面積325ha、標高差900m、最長滑走距離5.6kmの規模は北海道トップクラス。加えてニセコ東山、ニセコアンヌプリと上部でつながっており、共通リフト券でどの方向へも滑りだせる。三つのスキー場を合わせた規模はやはり北海道一。緩斜面・急斜面・深雪・コブとあらゆるスキーヤーのニーズに応えられる。
積雪量 AAA  北海道の豪雪地帯なので当然多し。11月から5月まで滑る事ができる。
雪質 AAA  パウダースノーの上を行くアスピリンスノー。特に最上部の雪質は感動もの。最近では世界的に見ても最も雪質の良い場所として知られ、外国人の客が激増している。
混雑度 AA  アンヌプリ・東山に比べると人気の高いゲレンデである事から多少人が多いが、気になるほどではない。朝一のパウダーはそれ狙いに訪れる人が多いので、リフトなど少々並ぶ事もある。
雰囲気 AA  「東洋のサンモリッツ」の異名を持つニセコの景観は、他ではあまり見られない非常に開放感の高いもの。上部は森林限界になっており、一本の木もない中を高速カービングで飛ばすのがニセコの醍醐味。ホテルやレストランの雰囲気も悪くないが、もう一つの人気スキー場ルスツと比べるとやや洗練度に欠ける。しかし、それを補って余りうる大自然の要素が世界中から評価される原因となっている。
アフタースキー AA  ホテルニセコアルペンはルスツリゾートのような豪華な宿泊施設ではないが、レストラン・温泉・露天風呂・岩盤浴・プール・カラオケ・コンビニと一通りの設備は整っている。また、周辺のニセコビレッジには個性豊かな専門店が並んでおり、外国人の多い街の雰囲気も中々のもの。
旅費  年末年始や連休の時期は航空運賃が上がるが、12月・3月頃に行くと驚くべき安い金額での旅行が可能。移動時間や混雑度などを考えてもコストパフォーマンスは悪くない
アクセスの良さ  徳島発着も便利だが、お勧めなのは神戸空港発のツアー。早朝発夜間着の便が出ているので初日・最終日も有効に利用できる。神戸空港まで1時間半で、神戸から約2時間で千歳に到着。乗り継ぎのない分、経費も時間も節約できる。千歳からも以前はルスツ経由であったので3時間かかっていたが、最近は直行便も出ているので30分以上時間は短縮された。
総合評価 AA  最上質の雪質と素晴らしい景観は国内でも最高レベルのものだろう。世界からの注目度も高いニセコは今後益々開発が進み、やがてルスツやキロロを上回るような洗練されたリゾート地として発展を遂げるであろう事が予想される。

体験記その1(1日目)


↑神戸空港から北海道に向けて出発

↑クラスJのお楽しみは全国各地の名産
今回は福岡のパティスリーエランタンのゴマサブレ

↑ニセコへのバスの窓にミッキーを描く長男

↑1月のニセコにしては高温だった

↑林間コース。日が暮れると幻想的な雰囲気に

↑まだ5時前なのに真っ暗だ

↑照明が灯ると一段ときれい
 毎年恒例の家族旅行だが、今年は長女が冬休み明けにテストがあるので自宅学習。妻も勤務が入っていたので、長男と二人で北海道を訪れた。出発前日荷物の準備をしていたら、アイロンをロイヤルヒルに忘れてきた事に気づき、店に買いに行ったり、宿舎に連絡を取ったりで準備に時間がかかってしまい、睡眠時間はわずか5時間。正月3日の出発という事で、車の渋滞の可能性があったから早めに家を出たのだが、意外なほど速く進み、7時過ぎには神戸空港に着くことができた。

 最初にチェックインをして荷物を預ける。スキーバッグに板ケースと4個で40kgの大荷物で、前回のように超過料金を取られては大変なので(規定では2名で30kgが限界)、今回は手荷物を入れ替えるバッグも用意していたのだが、何とノーチェック。前回はただ単に運が悪かっただけなのだろうか?クラスJのシートも取って、朝食後飛行機は飛び立った。地上は曇りの天気だったが、高度12000mを飛んだので窓の外は快晴。雲海も見事だった。

 到着から手荷物受取までスムーズに進んだので、予定より早くツアーデスクに着くことができた。シャトルバスもひとつ前の便に乗れそうな時刻だったから、変更をリクエストしたら空きがあり半時間早く出発する事ができた。空港で弁当を買ってバスに乗り込む。年末に寒波が訪れたおかげで、辺りは一面雪景色だ。着陸寸前に窓から見た地上も真に白い大地だったし、道中の景色も12月に来た時とは全く違っていた。ただ外に出てもそんなに寒く感じないという事は、寒波が過ぎて気温が再び上がっているのだろうか。道端の雪も重そうな雪だ。

 13時過ぎにはひらふ駐車場に到着し、ホテルで着替えて14時にはゲレンデに降り立った。ニセコは空港から離れているので、これほど早くゲレンデに出られたのは初めてだと思う。最初にエース第2クワッド(旧センターフォー)で中腹まで上がる。このリフトはいつも強風が吹いていて昨年は子供が悲鳴を上げていたが、今日はそれほど冷たさを感じない。やはり気温が高いのか?リフトを上がった所にある温度計で確認すると、気温は-7℃。1月のニセコにしてはやはり”暑い”。

 まずは、足慣らしに麓まで初級ー中級のグリーンコースを1本降りる。午後のゲレンデでバーンは荒れていた。雪だまりが足にひっかかって少し滑ると筋肉の緊張が感じられた。長男も「雪が重い」と言っていた。先週のロイヤルヒルの方が雪質は良かったかもしれない。もう一度リフトを乗り継いで、今度は上部へ移動した。やはり上部は雪質も良く、滑った後の疲れも感じなかった。続けて上へ上がろうとしたら、長男が足が痛いと言い出す。ナイターも滑りたかったのでしかたなく1度目の休憩。レストラン「キングベル」に入ったら、もう時計の針が16時前を指していた。北海道のゲレンデは1本1本の距離が長いので、基礎体力をつけておかないと大変だ。焼きたてのワッフルを注文し、テーブルで周りを見回すと、外国人の姿が一杯だ。昨シーズンから不況の影響で外国人客が激減していると言う話を聞いてたが、今年は景気の回復を感じさせるような入りこみ様だった。中国人の数も相変わらず多い。リゾート地に来ると世界の勢力分布がそのまま人の数に反映している。

 食事を終えて、これまであまり滑った事のなかった林間コースを滑る。このコースはゲレンデが林に囲まれていて日の当たる部分が少ないためか、雪がとても軽かった。長男もコース脇の林の中に入って遊んでいた。時刻も17時を過ぎると辺りは真っ暗だが、雪の積もった木々が照明に光って雰囲気が出てきた。上部のゲレンデを3本ほど滑り、最後に麓まで降りて長男はホテルで休憩。筆者はもう一度クワッドで登って、国体コースに入った。コブもそんなに大きくなく、雪が軟らかかったので案外スムーズに降りることができた。夜になって気温が下がったかと思いきや、温度計で確認すると-7℃のままだ。もちろん雪の重さもしっかりと残っている。何本か滑って麓まで着いたときには体力の全てを使い切ったかのような感じだった。わずか半日の滑走だったが、今シーズンでは一番の疲れを感じた。


↑ゲレンデ下部は昼間滑った跡が残り、ボコボコだった


↑食彩比羅夫のメニューは何を食べても美味しい

 部屋に戻り、着替えをして夕食へ。ニセコアルペンホテルの1階にある「食彩比羅夫」は日本料理の店で味も中々だ。前菜の刺身から始まって焼き物・天麩羅、汁にご飯がついて3000円少しの天麩羅定食は筆者のお気に入り。長男は寿司を食べて、食後は温泉へ。ホテルの温泉はナトリウム・マグネシウム・炭酸水素塩・ 塩化物・硫酸塩泉で、体の心から温まる。コンビニでニセコアイスを買って部屋でテレビを見ていたら、30分程で筆者は意識がなくなり、長男が電気を消してこの日は終わった。

二日目に続く・・・