2009〜2010シーズン

2009〜2010 SEASON 

(21) 安比高原2/1日目

 (期日)2010年2月 (宿泊)ホテル安比グランド (移動手段)JAL
 (安比高原HP) http://www.appi.co.jp/h_winter_appi/
 (ホテル安比グランドHP) http://www.appi.co.jp/hotel_guide/hag/

スキー場データ


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場の魅力
コースの豊富さ AA  最長滑走距離5.5km、標高差805m、そしてコース数21コースの規模は蔵王と並んで東北最大である。中斜面で長距離のコースが豊富な点は北海道のルスツを髣髴させる。14年前に訪れた時はトップから麓まで延々と続く斜面に驚いたが、現在も滑り応えは中規模のそれを凌駕している。
積雪量 A  11月末より滑る事ができるようだが、年内の積雪量は北海道や日本海側に比べると物足りない。
雪質 AA  高緯度で標高も1300m。また敢えて良雪を求めるために北斜面にコースを配置したので、雪質は申し分がない。
混雑度 AA  年間来場者数50万人は蔵王やニセコと同程度だが、282haの広大なゲレンデ面積が多くのスキーヤーを余裕で収容している。時期により2つのゴンドラ乗り場が込み合うこともある。
雰囲気  直線コースを中心にしたコースデザインのため、天気がよければ麓まで延びる斜面が一望でき、開放感に溢れた明るい雰囲気の源となっている。ホテル安比グランドのデザインと統一感のあるゴンドラは洗練されたお洒落なゲレンデの印象が強い。いくつかのリフトが古くて遅いのがマイナスポイント。
アフタースキー AA  ホテル安比グランド内には、温水プールやスカッシュコート、アスレチックジム等のスポーツ施設を備えている。またAPPI温泉パティオは400人の大浴場に露天風呂、国内最大級のサウナ等充実した施設。
旅費  大阪空港までの高速代+ガソリン代と航空運賃。現地まではシャトルバスが出ており、片道2200円。空路利用なので多少経費がかかるが、到着時刻の早さ大きな魅力。
アクセスの良さ A  大阪空港を朝一で出れば、昼過ぎにゲレンデに立つことができる。最終日も15時過ぎまで滑走可能。花巻空港からは往復シャトルバスも出ていて移動は快適。北海道同様、出発日・最終日も滑走日として計算に入れることができる。
総合評価 A  空港からのアクセスの良さと、東北指折りのゲレンデ規模、雪質の良さは北海道等と比べても遜色がない。また、ホテル安比グランドを中心としたアフタースキーの充実ぶりも中々のもの。ただ、リフト設備が少々老朽化しており、フード無しのリフトも多いなど、天候の悪い日は厳しい滑走条件となる。


体験記その1(1日目)


↑今から岩手に向けて出発です。全国大会というより友達と遊ぶのが楽しみな様子。

↑長女得意のSL(スラローム)最初は調子よく滑っていたようだが・・・

↑転倒して滑り直し。本人曰く「泣きながら降りてきた」

↑安比名物のカレーバーキング。

↑-15度+吹雪の苛酷な環境の中でナイタースキー

↑フェイスマスクにフードで完全防備だが寒かった

↑長男はアイスを食べているときが一番幸せそう
 年末の記録会で初の全国大会出場を決めた長女。その後毎週大山で大会に向けての練習に励んできたが、いよいよ本番が来た。2月2日(火)より6日間の日程で岩手県安比高原に向けて徳島を出発。昨年、県の中学生は代表選手が2名しかいなかったのだが、今年は新入のメンバーも加え、8名と出場枠最大の人数でにぎやかだ。長女は、中学生だけの遠征が楽しみなようで、出発の数日前からずっと機嫌が良かった。

 大会はSLとGSがそれぞれ木曜と土曜日にあり、筆者もできれば2つとも見たかったのだが、仕事の都合で金曜有給の出発になった。木曜のSLは携帯電話で結果報告を待つ。長女得意の種目で、いい結果が出ればよかったのだが、残念ながらポールに引っ掛けて板が外れ、全国154位の最下位。他の選手から1分以上遅れながら、斜面を登って完走したのは良く頑張った。

 さて、いよいよ出発の朝。今回使う伊丹空港は車で行くのは初めてなので、道に迷う事も想定し、4時間前に家を出たのだが、高速での道案内が明確で、2時間足らずで空港に着く事ができた。神戸空港に比べて遠方だというイメージがあったのだが、こんなに近いならばこれからは伊丹発着のツアーも検討してみないといけない。空港はやはり神戸に比べても大きい。16年前に新婚旅行で使ったのが最後になっていたが、もう既に当時の記憶はない。朝食は2階のレストラン街にあるピザーラへ。その後2時間ほど待ち時間があったのだが、店を回ったり、展望デッキで飛行機が離発着するのを見ていたら時間はあっという間に過ぎた。

 10時前に大阪を出発。機体は小型のMD-81で音楽の設備も付いていなかったが、大して揺れる事もなく1時間少々で岩手県の花巻空港へ到着。上空から見ると、大地は一面真っ白だ。ここ数日寒気の影響で、降雪があったようで、東北へ来たという実感がした。花巻空港からはシャトルバスが出ており、これでホテルまで直行。12時過ぎにはホテルに入ることができた。


↑飛行機から見えた地上の様子。さすが東北一面真っ白だ。

 今回の宿泊場所は安比グランドタワー。黄色の前衛的なデザインのホテルで、13年前に安比を訪れた際に、一度泊まってみたいと思っていた場所だ。高級ホテルなのだが、今回空路をマイレージで手配したので、航空運賃の浮いた分宿泊を張り込んでみた。

 チェックインがまだできないので、先に昼食をとるため、ホテルのレストランへ向かう。名物のカレーバイキングをやっていた。5カ国のカレーと3カ国のパスタから用意されているバイキングだ。サラダやデザートもついており、味も良く、値段も安かった。

 食事をしながら長女に電話。長女はこの日はレースがなかったのだが、男子のサポートのためゲレンデに出ているとの事。すぐ近くにいるのだが、外は吹雪いており、視界も悪かったため、チェックインまでホテルで待機することにする。

 部屋に入り、着替えを済ませてゲレンデへ向かう。外は気温が-15度で加えて強風が吹いているので、体感温度は-25度位か?先々週のキロロを思い出すような天気だった。帽子とフェイスマスク、ゴーグルで全面覆っているのだが、耳が真っ赤になる。雪は乾燥したパパフパフのパウダーなのだが、あまりに低温すぎて板が滑らない。長男は1時間ほど滑って「もう我慢ができん」とホテルの部屋に直行。妻は最初から部屋で待機をしている。

 筆者はその後もナイターにチャレンジ。安比の欠点としてリフトが旧式でスピードが遅い上、フードがついていないので、この日のような天気の場合は地獄だ。極寒の中で滑っている人は数える位だったから、無人のゲレンデをかっ飛ばす快感は体験できたが、2時間のスキーで体が芯から凍りついた。部屋に戻って体を温め、夕食に向かう。

 ホテルには数種類のレストランがあるが、今日は焼肉料理の店[李朝苑」へ。盛岡冷麺を食べる。・・・専門店ではないので仕方がないのかも知れないが、地元の有名店の方が勝っている。その後、温泉に入って、長男はアイスクリームを買ってもらい満足して就寝。