2008〜2009シーズン

2008〜2009 SEASON 

(10) 札幌/1日目テイネハイランド

 (期日)2008年12月 (宿泊)札幌プリンスホテル(2泊3日) (移動手段)JAL
 (テイネハイランドHP) http://www.sapporo-teine.com/snow/
 (札幌プリンスホテルHP) http://www.princehotels.co.jp/sapporo/

スキー場データ(昨シーズンからの変更点は青色で記述)


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場の魅力
コースの豊富さ  コースは全部で7コース。決して大きなスキー場ではないが、北海道のスキー場の特徴である広大な横幅があり、クワッドでどんどん運んでくれるので、数字以上の満足感がある。また、札幌オリンピックで使われた女子大回転コースなど上級者を満足させるコース構成は多くのスキーヤーを惹きつける要素となっている。また、一昨年から下部のテイネオリンピアスキー場とつながったため、両ゲレンデを合わせると相当大きな規模となる。テイネからオリンピアの下部まで滑ると実に6kmの距離になるが、これは北海道で最長である。
積雪量 A  北海道の他のスキー場に比べると積雪量は少ない。ハイランドは12月でも滑走できるが、オリンピアは寒波が来ないと厳しい。
雪質 A  ハイランドの上部は標高1000mになるので上質の雪が味わえる。
混雑度 AA  北海道には大きなスキー場がいくつもあり、スキーヤーが分散するのでどこも混んでいない。リフト待ちは0分が基本だが、週末等はアクセスの良さから多少人出はあるかもしれない。
雰囲気  自然の樹木を多く残してあり、美しい光景が魅力。晴れた日には石狩平野から石狩湾までずっと見渡せる。他のスキー場と違った光景を楽しめるのもここの魅力。ナイターになると、札幌市街の明かりが輝いているのも見える。
アフタースキー AA  テイネの近辺には何も無いが、札幌から近いのでこちらに何でもある。スキーをメインにゆっくりするのなら現地宿泊だが、観光やショッピングも楽しみたいなら札幌だ。
旅費  札幌宿泊となるので、ルスツやキロロのリゾートホテルよりは安価。航空運賃も時期を選べば非常に安く上がる。年末までの12月中なら宿泊・航空運賃・移動経費込みで3日間4万円少々(神戸出発の場合)。JALのツアーならリフト券も格安で買える。
アクセスの良さ AA  空路利用でらくらく移動。徳島発着の場合羽田経由になるが、神戸空港利用の場合は直行2時間で千歳に着く。空港からはバスでわずか1時間余りの距離で、午後1時から滑る事ができる。ナイターもやっているので、初日を有効に使う場合一番の候補となる。
総合評価 A  何といっても札幌から近いのがこのスキー場の最大の魅力。仕事帰りにちょっと練習等ということが気軽に行えるのはうらやましい限りである。施設も中々きれいでしかも機能的に配置されているが、レストランの運営にもう少し工夫が必要。


体験記その1(1日目)


↑こちらはテイネ下部のオリンピアスキー場。観覧車が目印だが、雪不足でこの日はクローズ。

↑センターハウスには三浦雄一郎のエベレスト登頂記念展示室があった。
 今年も平日に休暇を一日もらって北海道を訪れた。12月の中旬までに行くと料金も格安で人も少ない。数年前に初めて行って味をしめ、その後毎年訪れている。今年は雪不足の心配もあって、例年より1週遅い12月3週目に計画を立てた。だが、温暖化の影響が年々深刻化しているのだろう。この時期でも出発直前までは雪不足でオープンしないスキー場があるほどだった。3日目の最終日に予定を入れていた夕張のマウントレースイスキー場は積雪10cm、コースも全て閉鎖になっていたので直前になって雪のあるルスツに変更した。しかし、出発間際になって寒波が訪れ、降雪により各スキー場のゲレンデ状態は大分改善された。

 旅行当日、朝6時過ぎに自宅を出発し、神戸空港へ向かう。神戸空港は人も少なく、年末でレジャーに出かける人が少ないからかと推測したが、千歳空港に着くと例年以上の人の多さで空港はごった返していた。昼食の朝市食堂も行列ができており、列に並んだがとうとう昼食を買えずじまい。シャトルバスの集合場所に行くと、こちらも大混雑。特に積雪170cmを誇るキロロは他の列よりも2倍の人がいてバスも満席のようだった。一方筆者が初日に選んだテイネスキー場は雪不足でコースが3コースしかオープンしていないこともあって客の人数も半分。バスの中も空席だらけでゆっくりすることができた。

 バスで移動して13時にはテイネハイランドスキー場に到着。気温は何度かわからないが、寒波のお陰で雪は良くしまっており、空から降ってくる雪も結晶の形が見える細かさで、北海道らしいゲレンデに立つ事ができた。パラダイスコースで一本足慣らしをした後、超高速クワッド「サミットエクスプレス」で頂上に上る。このクワッドは今年できたもので、昨日稼動し始めたばかりのようだ。北海道のリフトでは最速で毎秒5m動くらしい。


↑ハイランドスキー場の下部は広々している


↑上部からは札幌市街が一望できる


↑ゲレンデのあちこちにブッシュや小石が出ていた

↑土がむき出しになったシティビューパノラマコース

↑ナイターが灯ると雰囲気が変わる

 テイネスキー場は65cmの積雪と聞いていたが、頂上に立つとゲレンデのあちこちに黒いものが見える。雪の少ない所はブッシュや石が出ているのだ。特にシティビューパノラマコースの下部は急斜面で土まで見えている所もある。12月3週目の北海道とは思えないような状態だ。シャトルバスで手稲山を上がってくる時多くの車とすれ違ったが、このような状態では早々に切り上げる人が出てもおかしくはないだろう。

 何本か滑った後レストランに入り昼食をとることにした。お昼はバスの中でポテトチップチョコレート1箱だけだったので、カレーを注文。レストランで椅子に座ると疲れも出てきた。出発前は初日はナイターまで滑る気でいたのだが、あまりにもゲレンデ状態が良くないのでバス会社に電話をかけ、迎えを17時に早めてもらった。しかし逆に残り時間が少なくなると、俄然やる気が出てきた。夕方からは気温も下がり、雪も降ってきてゲレンデの感触も良くなり、その後約2時間は全く休むことなく滑り続けた。それにしてもリフトは全てクワッドなので、連続して滑っていると体がクタクタになってきた。地元腕山の400mのコースと遅いリフトの繰り返しとは訳が違う。滑走時間は半日だったが、効率の良い練習ができたと思う。

 スキー場からホテルまではバスで約1時間だ。うとうとしている間に札幌市内に入った。今回泊まったのは札幌プリンスホテル。温泉・露天風呂があるのと食事のレベル、客室設備の充実度から毎年利用している。繁華街から少し歩くのが難点だが、それを上回る魅力を持ったホテルだ。


↑モンシェルトントンの牛トロのパスタは人気メニュー
 チェックイン後は繁華街へ出かけ、スポーツ店を何店か回った後、夕食は「モンシェルトントン」へ。この夏家族と訪れた時に入って気に入ったパスタの店だ。百鬼のサラダと牛トロのパスタを注文。サラダはゴボウと葱の食感が抜群で、ピリッとしたドレッシングとよく合っていた。パスタは牛肉を凍らせて短冊状に切った上に浅葱をトッピングした醤油味で、口に入れると肉がとろけて太めの麺とよく絡んだ。この店の料理はどれも手作りの個性あふれるものばかりで、これから札幌に行く人にはお勧めだ。外を歩いていて感じたのだが、札幌の街は今週冷え込んでいるとの事だったが、それでも素手で歩いていても大丈夫だった。2年前には10分も歩けば指の先がしびれてきたが、毎年だんだん暖かくなっているのだろう。今回は街に雪が積もっていたお陰で、ホワイトイルミネーションで飾られた雰囲気は最高だった。


↑札幌ホワイトイルミネーション


↑雪が積もるといっそう雰囲気が増す

札幌2008その2に続く