2008〜2009シーズン

2008〜2009 SEASON

23 ニセコグランヒラフ3/1日目

 (期日)2009年3月 (宿泊)ホテルニセコアルペン(2泊3日) (移動手段)JAL
  (ニセコグランヒラフHP) http://www.grand-hirafu.jp/
(ホテルニセコアルペンHP) http://www.niseko-alpen.jp/

ニセコグランヒラフスキー場データ


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コースの豊富さ AAA  ヒラフ単独でもコース総面積325ha、標高差900m、最長滑走距離5.6kmの規模は北海道トップクラス。加えてニセコ東山、ニセコアンヌプリと上部でつながっており、共通リフト券でどの方向へも滑りだせる。三つのスキー場を合わせた規模はやはり北海道一。緩斜面・急斜面・深雪・コブとあらゆるスキーヤーのニーズに応えられる。
積雪量 AAA  北海道の豪雪地帯なので当然多し。11月から5月まで滑る事ができる。
雪質 AAA  パウダースノーの上を行くアスピリンスノー。特に最上部の雪質は感動もの。最近では世界的に見ても最も雪質の良い場所として知られ、外国人の客が激増している。
混雑度 AA  アンヌプリ・東山に比べると人気の高いゲレンデである事から多少人が多いが、気になるほどではない。朝一のパウダーはそれ狙いに訪れる人が多いので、リフトなど少々並ぶ事もある。
雰囲気 AA  「東洋のサンモリッツ」の異名を持つニセコの景観は、他ではあまり見られない非常に開放感の高いもの。上部は森林限界になっており、一本の木もない中を高速カービングで飛ばすのがニセコの醍醐味。ホテルやレストランの雰囲気も悪くないが、もう一つの人気スキー場ルスツと比べるとやや洗練度に欠ける。しかし、それを補って余りうる大自然の要素が世界中から評価される原因となっている。
アフタースキー AA  ホテルニセコアルペンはルスツリゾートのような豪華な宿泊施設ではないが、レストラン・温泉・露天風呂・岩盤浴・プール・カラオケ・コンビニと一通りの設備は整っている。また、周辺のニセコビレッジには個性豊かな専門店が並んでおり、外国人の多い街の雰囲気も中々のもの。
旅費  時期にもよるが、今回は3月末出発の2泊3日朝食付で一人48100円(神戸発着) 。年末年始や連休中に比べると半額以下の費用だ。安い時期を選んでいくのが正解だろう。
アクセスの良さ  徳島発着も便利だが、お勧めなのは神戸空港発のツアー。早朝発夜間着の便が出ているので初日・最終日も有効に利用できる。神戸空港まで1時間半で、神戸から約2時間で千歳に到着。乗り継ぎのない分、経費も時間も節約できる。千歳からも以前はルスツ経由であったので3時間かかっていたが、最近は直行便も出ているので30分以上時間は短縮された。
総合評価 AA  最上質の雪質と素晴らしい景観は国内でも最高レベルのものだろう。世界からの注目度も高いニセコは今後益々開発が進み、やがてルスツやキロロを上回るような洗練されたリゾート地として発展を遂げるであろう事が予想される。

体験記その1(1日目)

 3月末に御本尊様、Jさんと3人でスキーツアーの計画を立てる。3人とも結婚してから泊りがけでスキーに行く機会が減り、3人揃ってのツアーは前回安比高原に行って以来の実に13年ぶりということになる。3人とも忙しい身なのでもう今後行く事が無いかもと思い、行き先はゴージャスに北海道に決めた。

 北海道も3月に入ったとたん陽気が続き、ゲレンデの雪も少なくなる一方だったのだが、出発の数日前に久しぶりの寒波がやってきて、ゲレンデには奇跡のパウダーが降っているようだ。壊滅状態だった全国のスキー場も、東日本と北日本ではゲレンデ状態が回復し、ニセコはトップシーズンの雪質になっているとの情報をつかんだ。しかも寒波の影響で天候は荒れ気味だったのだが、出発日には回復して絶妙のタイミングで北海道を訪れる事ができた。

 出発当日は朝の4時半に起床。5時半に集合場所到達に行ってみると、御本尊様のみ奥様の見送りが・・・。結婚10年以上たっても熱々なのは羨ましい限りだ。徳島からは筆者の運転で神戸空港まで1時間半で到着。先週高速割引の影響で道路が混んでいたので、早めに出発したのだが、車はスムーズに動き、出発までに2時間もの時間ができた。が、久しぶりに三人集まったので話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎた。

 神戸からは2時間で千歳へ。朝市食堂でおにぎりを買い、ニセコへ向けてバスで出発。道中、空港周辺にはほとんど雪が無く心配をしたが、支笏湖を過ぎたあたりから先に進むと、道路脇には1〜2mの積雪が見られるようになった。新雪も降ったようで、上部に積もった雪の色がきれいだ。空からも時々雪が舞い降りてきて、ゲレンデのいい状態を予感させた。


↑筆者は1年ぶりのニセコグランヒラフ

↑御本尊様は初めてのニセコだ。初日は1時間でダウン

↑広い斜面を思う存分滑ります。

↑最高の状態になったゲレンデを滑る筆者

 2時間で宿泊先のニセコアルペンホテルに到着。チェックインをした後、ナイターの始まる4時半まで部屋で休憩をし、ゲレンデに出る。このホテルはゲレンデ前にあるので便利だ。板を履いて、リフトに乗ろうとしていると、背後からバキッと言う大きな音が・・・。ここ数年使っていなかった御本尊様のブーツが割れた音だった。折角道中重い荷物を運んできた御本尊様だが、結局レンタルのブーツを使う事になった。


↑ホテルニセコアルペン。ゲレンデサイドで低価格、。
温泉に岩盤浴ありとリーズナブルなホテル

 さて、ゲレンデはパウダーの情報を聞いていたからニセコらしい雪を期待していたのだが、この日は昼間に少し気温が上がり、雪も少々重めだった。最初は足慣らしもかねて初級のグリーンコースを繰り返し滑った。中腹のレストラン「エースヒル」から麓までのコースだが、上に上がるのに2kmほどあるリフトを使わなければいけない。リフトの経路は大きくえぐれたような地形をしており強風が吹くのだが、このリフトにフードがついておらず、気温の下がり始めた夕方の移動には極めて厳しい状況だ。特に無駄肉のない御本尊様は体の心まで凍りつき、約1時間程でリタイヤしホテルに引き上げた。

★☆★NISEKO GRAN HIRAFU★☆★

 リフトの吹きさらしがあまりにもきついので、滑るコースを変えようとゴンドラを使ったコースに変更。乗る度に板を外すのが面倒だが、体を温めることができるので快適だ。ゴンドラを上がった所にフード付きのクワッドリフトが架かっているのを見つけ、更に上部に移動した。夜になって気温も下がってきたので、空からはまとまった雪が降ってきた。これが圧雪面と混ざり、ゲレンデは最高の状態になった。山の下部はアイスバーンの部分もあり、滑走にも気を使ったが、上部のジャンボコースは柔らかな滑りやすいバーンになっていた。今シーズンは2月から暖かい日が続き、そんなにいいバーンに出会えなかったが、3月にこのコンディションで滑られるとはラッキーだ。調子がいいので、その後も滑り続け、気がつくと7時半になっていた。


↑寿司定食を食べてご機嫌な御本尊様

 ホテルに戻り、御本尊様を伴って夕食に出かける。ホテルの1階にある「比羅夫亭」は寿司と海鮮料理の店で味も良い。御本尊様は寿司定食を、筆者とJさんは天丼を注文。その後ホテルの温泉に入り、11時頃には部屋の電気を消したのだが、暗闇の中で「うおー」とうなる声がする。久しぶりに本格的に滑ったJさんの足がつったのだ。夜中中何度か痛みに魘されていた様だが、翌朝起きると痛みは引いていて一安心。

二日目に続く・・・