2008〜2009シーズン

2008〜2009 SEASON 

12 大山9

(期日)2009年1月 (宿泊)朝霧山荘 (移動手段)自家用車
 (大山HP)http://www.daisen.jp/ski/
 (朝霧山荘HP)http://www.gaina.net/asagiri/

大山スキー場データ


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コースの豊富さ 大山国際・上の原・中の原・豪円山と四つのゲレンデが横につながっている。12コース、最長滑走距離1.6kmは少々物足りないが、林間コースやコブ斜面、ダイナミックで広大なバーンとバラエティ豊かなゲレンデ構成のため飽きない。幅も100mクラスのゲレンデが多く、快適に滑る事ができる。
積雪量 12月中は全面オープンになる事は難しいが、日本海に近いためトップシーズンの積雪量はハチ北を上回る。
雪質 ハチ北よりやや気温が高いため、ゆきは少々重め。もちろん四国の雪よりははるかにいい。
混雑度 一番奥の大山国際はアクセスに時間がかかるが、休日でもリフト待ちは少なく、伸び伸びと滑る事ができる。広島近辺には新しいスキー場がオープンしたため、九州等の客がそちらに吸収されているようだ。
雰囲気 樹木がたくさん残されていて森の中を滑るような雰囲気がある。日本海の見える頂上からの眺めも素晴らしい。ただリフトはペアリフトが中心で移動が遅いため、冷え込んだ日などは体が冷たくなる。唯一センター4というクワッドリフトがあるが、乗り場は少々混雑する。レストランのメニューはもう少し努力が必要。
アフタースキー B 旅館街には特に目ぼしい施設はないようだが、周辺に温泉や観光地があり、自家用車で来た場合は足を伸ばしてみるのもいい。
旅費 高速料金が徳島発で計算して1万5千円程度。ガソリン代を含めて2万円強となると少人数で来るのであればバスツアーが得である。
アクセスの良さ 徳島から高松自動車道を経て瀬戸大橋を渡り中国自動車道等に乗る。高速でスキー場近くまで来る事ができるし、高速を降りてからの一般道も渋滞していない。慣れてくれば3時間以内で到着できるアクセスの良さはハチ北よりお勧め。
総合評価 自家用車で来るには遠いと言うほどではない距離。自然のたくさん残されたゲレンデと豊富なコースレイアウトは長年人気を維持してきた理由だろう。ただリフトの遅さと複数のゲレンデの連絡の悪さは今後改革を望まれる点である。

体験記(一日目)

 冬休み中はジュニア部で例年通り長野−大山と連続した日程で合宿が企画された。昨年は年末の長野合宿に参加したのだが、今年は家族でカナダ旅行を計画したため、年始の大山合宿に参加する事にした。カナダでもポールバーンで自主練習をするつもりだったのだが、少雪のためポールが立っておらず、大山合宿が今シーズン初めてのポール練習となった。翌週には徳島県大会が控えているので、貴重な練習時間だ。


↑透き通った景色の中滑走。板が長すぎたのか、この後転倒し、午前中はレストランで休憩となった。

↑午後はショートポールでSLの練習。

 出発当日は朝3時に起床。荷物を車に詰めて3時半には家を出たのは良かったが、途中で財布の中身が足りない事に気づき、Uターン。深夜割引の4時ゲートに間に合うか危ぶまれたが、何とか30秒前にゲートを通過する事ができた。今年大山は年末までほとんど雪がなかったのだが、大晦日からガンガン降り始め、正月には50cm以上の雪でゲレンデが覆われた。翌日も雪は降り続き一気に全面滑走可能の90cmにまで増加。まるで筆者が訪れるのを待っていたかのように絶妙のタイミングで雪が降った。

 車は順調に進み7時前には宿舎に到着。すぐに着替えをして練習場所に集合。前日までは雪の天気だったのだが、この日は晴れ渡って日本海まで見渡せる程だった。「絶景スキー場」の本領発揮だ。2・3本フリーで足慣らしをしたが、前日まで降った雪のおかげで非常に軟らかい雪面の中気持ちの良い滑走ができた。大山の雪は日本海沿岸らしい水分を多く含んだシルキーな雪。非常に滑らかな板の滑りが特徴だ。カリカリのカナダのバーンと対照的だった。

 この日午前中はGSの練習。筆者も子供の後にポールに入ってみたが、しばらくフリー練習ばかりしていたからかスピードがついて怖い。フリーの時に比べて体が硬直するのが分かる。上半身でターンをする悪い癖も出まくりだ。しかし、何本か滑るうちに体も慣れてきて、そのうちにポールに体が当たるようになった。筆者はプロテクターも着けていないので大変痛い。肘にあった時など折れたのではないかと思える位の劇痛が体を走った。また、足に余分な力が入っているのだろう。数本滑ると体がへとへとになった。一方子供たちの様子は・・・。長女は一つ上の先輩と滑っている。この先輩は昨年西日本で2位になった選手で、長女も昨年その後をついて滑ったおかげで随分フォームがきれいになった。今シーズンも良く見習ってもらいたい。コーチには親父の後は絶対に滑るなと言われている。この日は午前中GSの練習、午後からはSLの練習をして終わった。

体験記(二日目) 


↑板を少し短いものに替えて練習をしました。

↑トイレを済ませた後爽やかな表情の長男。
 二日目も天気が良く、少し気温も上がって快適な中午前中はGSの練習。練習はレース用スーツで行うのだが、長男はスーツの上に着用するハーフパンツを持っていないので、体が冷えるようだ。途中で一度トイレに出た。午前中の練習が終わりかけた頃、再び「トイレに行きたい」と言ってきた。コーチに連絡して行く様に言ったのだが、トイレまで行っていたらもう間に合わないという。「それじゃあそこらでしたら」と言うと、「ほんなんしたらいかん」という。カナダではゲレンデ袖で一度やったのに皆の前では恥ずかしいようだ。練習が終わった後、ぴょんぴょん飛び跳ねながらロッジに急いだ。トイレに駆け込んで、「出たか」と聞くと「ううん」の返事。「どうして出んの?」と聞くと、こぶしを握り締めて三回縦に降った。筆者は長男のポーズの意味が分からず「それなんな?ひょっとして間に合わんかったんか?」と聞くと大きく頷いた。「ところでグー三回はどういう意味?」と聞くと「ア・ウ・ト」と答えた。こんな状況でもギャグを忘れない長男だった。

 トイレを済ませた後は、急に機嫌が良くなり、急いで宿舎に戻った。宿舎でスーツを水洗いし、昼食を済ませ午後の練習へ。3時前まで練習をし、帰り道に温泉へ寄った。昨年は大山ロイヤルホテルで温泉に入って帰るのがお決まりのコースになっていたが、今年から料金が上がり、1500円も取られるようになった。しかも子供も同額。露天風呂もあり設備もきれいなのでこれからも利用したいのだが、この値上げは痛い。どこか代わりになるいい温泉がないだろうか?