2007〜2008シーズン

2007〜2008 SEASON

7 白樺湖ロイヤルヒル(2)/2・3日目

体験記(二日目)


↑今回泊まったホテルの部屋で

↑白樺湖は半分凍りついていた

↑この日は夕方まで練習をした
 白樺湖は晴天率80%を誇っているのだが、何のめぐりあわせか二日目は朝から雨だ。昼までには雨が上がるとの予報が出ていたので、部屋で待機しているとコーチがやってきた。翌日の記録会に筆者も出てほしいとの事。前日子供のポールに入ったが、全く回る事ができなかったので断ったのだが、参加者が少ないと経費的に運営が難しいとの事で協力をする事になった。予想外の展開に焦る。

 昼からの練習まで時間があるので、長男を連れてドライブに出た。車で白樺湖の周りを一周回ってみた。遊園地やゲームセンター、土産物店など娯楽施設もあったのだが、不況のあおりを受けたのか閉店している店も目立つ。長男はゲームセンターで遊んだ後、土産物店に入り、母への土産を買った。ブラブラしていると時間もお昼に近づいたので、すずらんの湯の前にあった洋食店に入る。パスタとチーズケーキを食べたが、どちらも手作りで美味しかった。

 昼からはフリー滑走で子供と一緒に保護者もコーチが指導してくれた。谷足加重とエッジを立てての切れるターンの練習だ。緩斜面で滑ってみると中々これが難しい。長男の滑った後を見ると、二本の細い線がきれいについているが、筆者の跡は所々太い線になっている。そこの部分で板がずれているのだ。原因は後傾姿勢にあるようだ。後傾は若い頃からついている癖で中々直す事ができないでいる。初級コースで何度も練習をしたが、結局直る事がなかった。練習をしている横で、時々長女が滑っているのが目に映る。随分スピードもついてきたし、外向傾の姿勢ができてフォームも見違えるようになっていた。5日間も練習をした成果が現れている。

 夕方から再び雨が降ってきたので、16時ごろには練習を切り上げ宿舎に戻る。夜は、温泉に寄ったついでに氷灯祭を見に行った。これは氷の中に光源を埋め込み、中からライトアップしたオブジェが展示してあるもので、長男は氷の滑り台を滑って楽しそうだった。

 
↑氷のオブジェ。暗闇の中に光ってきれいだ 滑り台を滑る長男↑

(三日目)


↑前走で出走した長男。

↑勢いよく飛び出した。

↑勝利のVサイン。

sanodesu(否本人)家族対決2008
第1戦「ロイヒ記録会12/30」

パパ
VS 長女
長男
0勝1敗
39'69"
  0勝1敗
DS
1勝0敗
39'10"

VS

 
0勝1敗   1勝0敗  
 いよいよ合宿最終日。この日はポールを張ってタイムを計測する記録会が行われた。中学生は全国大会の予選となり、子ども達にとっては今シーズン初めてのレースだ。ところが前夜より今冬一番の寒気団が訪れ、前日降った雨が夜の間に氷ついてバーンはカチカチの状態になっていた。GSのコースをインスペクションで降りてみたが、ゆっくり降りても板がずれる。風も強くリフトに乗っているだけで体が凍えそうになった。長女は連日の疲れが出たのか、腹痛を訴えて結局レースは不参加。長男と筆者で出ることになった。長男は前走で一番に出走。本番のコースはほとんど練習もしていないのに上手にポールを回っていた。そして筆者の番。予想通りターンの度に板がずれ、ポールも一つはずしてゴール。二本目は少し慣れてきてタイムも上がったように思えた。続いてSLのレースが組まれていたが、長男が寒さのため気分が悪いと言い出し、いったん休ませるために下のロッジに入った。温かい飲み物を飲ませて再びリフトで上がらせたのだが、また気分が悪いと言い出したのでSLの前走をキャンセルし、ロッジで待機させた。筆者はSLを一本だけ滑り、長男を連れてホテルに戻った。

 道具の整理をして、変える準備をしていたら、元気を取り戻した長男がこちらに向けて走ってきた。「パパに勝った!」レースの結果が出たのだ。長男のタイムは39秒10、筆者のタイムは39秒69でわずか0秒59の差だが長男が勝っていた。「あなたの時代は終わった。」長男は得意げに何度も勝ったを繰り返した。「やっぱりターンの時に板に乗れていないからずれるんだな」と分析していると、「後傾になっているからずれるんだ。怖がるな!」と喝を入れられた。何度も「怖がるな」と同じ事を繰り返すのでだんだん腹が立ってきて、「昨年ニセコのアイスバーンで怖がって震えていたのは誰だったかなあ?」と言うと、長男はニヤリと笑い、「だがあなたはアイスバーンでもない普通の斜面で怖がっている。怖がるな!」と切り替えされた。次のレースで勝つまではこのせりふをしばらく言い続けられるだろう。
 荷物の整理が終わり、いよいよホテルを出発しようとすると、長女が「私は連盟のバスで帰る」と言う。出発前は一人で行くのが辛くて、涙さえ流していた長女なのに、合宿で友達ができると2日目からは「来れなかったら来なくてもいい。」と言い出し、「最後の日だけは絶対に迎えに来て」と言われていたから600km運転してきたのに、結局連盟のバスで帰ると言う。まあ。これも長女の成長か・・・。帰り道には大雪のため一部徐行があったが後はスムーズに車も動き、夜9時前には徳島に戻る事ができた。