2007〜2008シーズン

2007〜2008 SEASON 

(21) キロロスノーワールド3/1日目

 (期日)2008年3月 (宿泊)ホテルピアノ(2泊3日) (移動手段)JAL
 (キロロスノーワールドHP) http://www.kiroro.co.jp/index_f.php
 (ホテルピアノHP) http://www.kiroro.co.jp/hotel/piano.html

スキー場データ


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場の魅力
コースの豊富さ  知名度の割にスキー場の規模はそんなに大きくない。一応コブ斜面・深雪コース・急斜面とバラエティに富んだコースがあるが、一つひとつの距離はそんなに長くない。また、所々に緩斜面が散在しており、ボードやショートスキーで滑った時は板が止まってしまい、漕ぐのに疲れる。初級者にはちょうどいい傾斜かもしれないが、中級以上になると物足りなさを感じる。
積雪量 AAA  ルスツよりもニセコよりも積雪量は多く雪の心配はない。年末でも2m近くある。2月には4m近くなるとか・・・。
雪質 AAA  気温が低い日はニセコの上部の雪質が麓でも味わえる。息を吹くとふわっと飛んでいくような超絶最高級アスピリンスノー。筆者の経験した中では文句なく最上級。
混雑度 AA  札幌から近いので日帰り客が多く、休日は客が増えるようだが、クワッド中心のリフト構成で輸送能力が高く、リフトで並ぶ事は無い。
雰囲気 AA  スキー場のオープンが1991年と新しいことがあって、レストランやトイレ・ホテル等どの施設も清潔感が漲っている。また、従業員の応対が訓練されていて丁寧。スキーヤーが一日中どのような場面でも気持ち良く過ごせるよう工夫されている。また、リフトはごく一部の場所を除き、フード付きのクワッドが基本なので快適に移動ができる。反面、スキー場がこじんまりしているせいか、ニセコ頂上部のような壮大な景観に欠ける。
アフタースキー AA  ルスツリゾートホテルと同様にレストランや遊び場に不自由をしない。ホテルとレストランの配置がよく考えられており、町を散策していくような感覚でレストラン選びができる。レストランは小樽の政寿司支店をはじめ、専門店が多く揃っており、味のレベルも高い。ショップの数はルスツほどではないが、基本は押さえてある。ホテルのチェックイン時にキロロカードが発行され、レストランの会計やゲレンデでの食事などキャッシュレスで行えるのが便利。また、温水プールに併設するキロロ温泉はジェットバスやミストサウナ、露天風呂もあり、毎日のリフレッシュにはうってつけ。有料(1回600円位)なのがたまにきず。
旅費  札幌宿泊でもスキー場まで1時間少々なので、現地のリゾートホテルに泊まるより安く上げる事ができる。ホテルピアノやマウンテンホテルに泊まるのであれば、12〜3万(ツアー代朝夕食付・時期によって変動有)+リフト券・昼食代・その他必要(徳島県基準)。ホテルピアノはルスツリゾートホテルより少々グレードは上。
アクセスの良さ A  空路利用でらくらく移動。徳島発着の場合羽田経由になるが、2006年2月に開港した神戸空港利用の場合は直行で千歳に着く。空港からはバスで2時間余りの距離で、午後から滑る事ができる。
総合評価 AA  ニセコ・ルスツに比べるとスキー場自体は小規模で、コース自体も短いのが欠点だが、ホテルの完成度と雪質は他のスキー場を凌駕している。家族連れや初心者の彼女と来るにはぴったりのスキー場だと思う。


体験記その1(1日目)

 雪に恵まれた2007-08シーズンも3月に入り、温暖化の影響か平年以上の陽気が続く毎日となった。昨シーズンは3月に入ってから何度か寒波が来たが、今シーズンはもう一気に夏になってしまいそうな雰囲気だ。我家のスキーも資金が底をついたこともあって中旬の西日本大会を最後に滑り納めにしようかと思っていたのだが、JALのマイレージが14万マイルに達している事に気づき、これで航空券を手配して北海道での滑り納めを急遽計画した。

 まずどこに行こうかと思案したのだが、キロロでジュニア検定が実施される事を知ってここに決定。3月下旬はホテルの宿泊費も安く、最高級のホテルピアノ宿泊で大人一泊13000円、子供8000円である。更に春休みで宿泊特典がつき、朝食・夕食付、リフト券付、温泉とプールの入場券に昼食&カラオケ(1ドリンク付)と翌日のリフト5時間券がつくというこれは詐欺ではないかと錯覚させるほどの好条件でプランが組まれている事を知って迷わず申し込んだ。親子3人で費用はたったの58000円。通常の期間に同じプランを申し込むと一人分の宿泊で費用をオーバーしてしまうほどの価格差だ。こんなにオイシイ話があるのならこれから毎年来る事にしたいと思うほどだ。出発の5日前に急に思い立ったため、宿舎も航空券も売り切れ寸前だったが、何とか間に合った。さらに出発の寸前になってタイミングよく3月初ともいえる寒波がやってくる。出発の前日は氷点下になってゲレンデには雪も降るようだ。今シーズン毎回出発前に絶妙といえるタイミングで雪が降るのには、筆者には何か温かい御加護が及んでいるのではないかと思うほどだった。


↑PAでまりもっこりの人形に遭遇

↑朝里岳山頂「恋人の聖地」

↑いい雪の中を気持ちよく滑走

↑夜になると更に雪がいい状態に

↑ナイターコースを滑ります!

 いよいよ出発の日。朝5時半に家を出ると、7時前には神戸空港に到着。朝食は滑走路を一望できるカフェ「KOBE DELI」へ。イタリア帰りのシェフとパティシエの作る料理・菓子が美味しい店で毎回利用している。朝日を浴びながら次々飛び立つ飛行機の姿を眺めていたら出発時間が来た。2時間の飛行旅の後、千歳空港へ到着。今回はバスも自分で手配したので、到着後半時間で空港を出発し、効率的に移動することができた。地元徳島では3月下旬になると気温は15度前後になり、汗ばむ日もある位だが、こちらはさすがに涼しい。道端にはまだ大分雪が残っている。出発まで毎日、インターネットで現地の天気を確認していたのだが、昼間は0度を上回る日が続いていたため、スキー場はともかく経路の雪は溶けているだろうと思っていたのだが、南国との気候の差を強く感じた。

 昼過ぎにはホテルピアノに到着。ルスツと違ったシックな趣には子ども達も「きれい」の声を上げていた。荷物をロッカーに預け、早速ゲレンデへ移動。ホテルピアノはゲレンデから離れているのでシャトルバスで移動しなければならないのが面倒だが、バスは10分間隔で運行されていてさほど苦痛を感じることはなかった。現地に着き、昼食を取った後ゲレンデに降り立つと、トップシーズンの様な雪に驚いた。昨年同時期にニセコに行ったのだが、昼間は雪も溶け、シャーベットに近い状態だったため、今回も3月末だからとあまり期待はしていなかった。しかし、キロロはベースも粉雪が続いていた。直前に寒波の影響で少し雪が降ったのが良かった。俄然滑るという気持ちが高ぶる。

 まず、ゴンドラで頂上まで登る。キロロゴンドラは全長3300m。トップに着くまで10分ほどかかる。長女は初めて訪れるゲレンデに不安を感じているらしく、「上の方は怖くない?」などとしきりに聞いていた。頂上に着き、まずは写真スポット「恋人の聖地」で記念撮影をした後、約5kmの中斜面「グランドライン」に向かって滑り出す。上部は細かい粒の雪が降っていて見通しが悪かったが、コースサイドにはパウダー部分が残っていて驚いた。先にしばらく滑って子どものフォームをチェックする。長女はこの一年で随分姿勢が良くなった。長男も内倒しないように身体を立てて滑っている。チェックというよりは参考にしているというのが正しい表現だろう。一本滑り降りた後、長峰ゲレンデへ移動する。ここには1kmに渡るのコブ斜面がある。夕方になって気温が下がってきたのか、斜面が凍り付いているのでターンがしにくい。筆者は時々止まりながら、気をつけて降りていったのだが、コブの得意な長男は連続ターンで滑り降り、後から降りてきた筆者と長女を指導してくれた。

 キロロの欠点はリフトの営業時間が短いことだ。3時半にはゴンドラが止まり、その後順次リフトが止まっていく。やがて長峰のリフトも止まってしまったので、再びセンターエリアへ移動し、ここを滑る。曇っていた天気だが夕方になると晴れ渡ってきて景色も遠方まで見渡せるようになった。キロロのコース自体は変化が乏しく魅力が今ひとつなのだが、白樺林と樹氷、そして遠方まで広がる光景は感動ものだ。夜が来てナイターに照明が点るとゲレンデが白く輝き、一層美しい光景が眼前に広がった。雪も落ちてきてゲレンデの状態も最高の状態になった。筆者はまだまだ滑りたかったのだが、子ども達はホテルに戻ってゲームセンターに行くのが楽しみなようなので、6時半には切り上げてホテルに戻った。


↑長男待望のカニ

↑ホテルの照明もきれいでした

 今回は移動に便利な部屋というリクエストを入れておいたので、エレベーターのすぐ横の部屋を取ってくれていた。部屋の広さも十分で洗面所・トイレが別々になっているのが便利だ。大型液晶テレビに空気清浄機、加湿器もついていて設備面では申し分がない。夕食は、子ども達がカニが食べたいというので、バイキングの店へ。北海道の海の幸が中心で筆者の最も不得意とする食べ物だ。子ども達は待望のゆでガニにありつけて満足そうだった。食後は毎週土曜日に行われている花火大会を見に行く。今年はキロロリゾートがオープンして15周年という事で特別な花火が上がっているようだ。音楽に合わせて連続で打ち上げられる花火は徳島では見ることができない規模で、周囲からも大きな歓声が上がっていた。その後ゲームセンターで遊んだ後、キロロ温泉森林の湯で汗を流して一日目は終了。
↑キロロ光と音のファンタジー

↑天空に広がるナイアガラの光

キロロ2008その2に続く