2006〜2007シーズン

2006〜2007 SEASON

14 栂池高原2/1日目

 (期日)2007年2月 (宿泊)びゅう栗田(1泊4日車中2泊) (移動手段)バス 
 (栂池高原HP) http://www.tsugaike.gr.jp/
(びゅう栗田HP) http://www.v-kurita.com/

スキー場データ


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コースの豊富さ  栂池高原といえば、幅1km・長さ1kmの初級者コースとしては日本最大の「鐘の鳴る丘ゲレンデ」が有名。広大な一枚バーンでどこまでも続くゲレンデは快適に飛ばす事ができる。更に上部にはやや傾斜の増した「鐘の鳴る丘第二ゲレンデ」があり、初級コースの充実度は申し分がない。中級者はゴンドラやリフトを使って最長滑走距離が3kmを超える「ハンの木コース」へ。斜度の変化に富み、一部コブもできている。またコース端の方は深雪状態になっている。上級者には連続したコブ斜面と深雪の味わえる「馬の背コース」や最大斜度35度の「チャンピオンゲレンデ」が用意されている。初心者・初級者のイメージが強い栂池だが、どのコースもゲレンデ幅が広く、実際のコース数以上の規模と受容力がある。
積雪量 AA  白馬地区ではコルチナに次いで奥になるので、当然積雪量は多い。この地区だけでなく多分日本全体で見ても指折りの積雪量。昨シーズン筆者が訪れたときは何と4mにも達していた。
雪質  こちらも奥地にあるため、申し分がない。トップからベースまで雪質の変化が少なく、快適。特に最上部の栂の森ゲレンデでは一弾と軽い雪に出会える。
混雑度  鐘の鳴る丘ゲレンデはそのあまりの広さのためにいくらスキーヤーが押しかけても混雑を感じない。ハンの木コースは中級者以上が集まるため混んでいるがn、幅が100mほどあるので、コースを選択すれば大丈夫。
雰囲気  全体的に広々とした感じが気分を爽快にさせてくれるゲレンデだ。初級コースが充実しているため女性や家族連れに人気が高く明るい雰囲気がある。
アフタースキー  ゲレンデ周囲に宿泊所とレストランや土産物・カラオケ店などがある。かつてスキーブームの時代にはディスコ等若者のニーズに合わせたたくさんの施設が揃い日本有数の大娯楽ゾーンだったようだ(ナンパのメッカとしても有名だった)。が今は街自体が廃れ、小さな娯楽施設しか見当たらない。
旅費  地元徳島発のバスツアーで2万円台の旅費。宿泊所のグレードにもよるが、信州に比べると近いので旅費は割安。
アクセスの良さ  徳島からバスで8時間程度。岐阜よりは少し時間がかかるが、旅行後疲れが尾を引く様な事はない。
総合評価  白馬地区では八方尾根に次ぐ人気を誇る栂池高原。タウンに以前ほどの勢いはないが、ゲレンデの広さは健在。また、ほとんどのリフトがクワッドで効率的な移動ができるのも魅力。ただ気になったのは、リフトの設備が老朽化し、前回訪れた時にはゴンドラ・リフトが3回もストップしていた。


体験記(1日目)


↑バスで長野に到着。月が出ている

↑長男は犬と遊んで能天気

↑気を取り直してチャンピオンコースを滑走!

↑天気も快晴で最高の気分だ

↑栂の森頂上で記念写真

↑パパと長男 標高1680m

↑栂池名物「とんがり帽子の塔」

↑ポールバーンで練習

↑夕日の中この日最後の滑走

↑夕食は中々ボリュームがあった
 昨年長男が4級を受けた栂池高原スキー場。普通スキー検定の受験料は2000円から3000円するものだが、ここのスキー場はスキースクールに入れば+500円で検定を行ってくれる。しかもSAJ公認スクールなので、認定状も発行してくれる。昨年長男が合格した時から、3級を受ける時にはまたこのスキー場に来たいと思っていた。ついでに筆者も3回目の検定を受けて見ることにする。白馬のスキー場は日本一検定基準が厳しいと聞く。地元でなければ中々受かりそうにない筆者だが、どの位の点を出せるか試してみたい気もして三人で申し込むことにした。

 出発直前、子ども達の様子が怪しい。数日前から37度前後の体温で鼻声になっている。いつも大事な時に体調を崩す子どもたちだが、今回は出発間際に36度台に下がったので、薬を持って出発をした。今回利用したのはバケーションクラブのツアー。このツアーは夜行用のリクライニングの大きなバスが運行するので、夜も眠ることができて楽だ。白馬線には普通のバスが運行する予定だったのだが、申込人数が少なかったので途中(松本)までスーパーシート付きの志賀高原行きバスに乗り合わせるという。筆者の隣席は空いていたので二席分を使うことができ、横たわって眠ることができた。一昨年までは徹夜で滑ることも多かったが、いいツアーが出て楽になった。

 松本からはジャンボタクシーで朝8時半頃栂池高原に到着。いつもは最寄の停留所までしかバスは行ってくれないが、人数も少なかったのでホテル前まで送ってくれた。今回泊まったのは、「びゅう栗田」というロッジ。ツアーのエコノミーコースなので宿は全く期待していなかったが、外観はアーリーアメリカン風で中々お洒落だった。中に入ると昨年の「ロッジ幸」と同じ様な構造だったが、階段やロビーにはインテリアも置かれており、こんな表現をすると失礼だが、随分マシだった。

 着替えをした後ゲレンデへ。このロッジはメインの通り沿いにあるので、ゲレンデまでも徒歩1分。非常に便利な立地である。ゲレンデに出ると、一面の雪景色だ。年始の北海道以降県内での練習が続いたので、自然雪の広大なゲレンデは久しぶりだ。加えて出発直前にこの冬一番の寒波が到来したので、全面新雪状態で最高のコンディションである。まずは中央クワッドで一本上がる。栂池高原はどこまでも続く広大な緩斜面が特徴だが、今の子どもたちには少々緩すぎるので、さらにもう一本リフトを上がって上級のチャンピオンゲレンデに出る。最大斜度35度、平均斜度26度の急斜面だが、幅が350mもあるので割と余裕を持って滑る事ができる。

 翌日の検定に備えて、午前中はこのゲレンデで滑る事にした。まず、大回りの練習から始める。一人ずつ順番にスタートする。まずは長男。地元に比べると雪質が良いせいだろうか、板を揃えて上手に滑っている。ターンの時に谷側の板にしっかり乗り込むように話をして、長女が来るのを待った。

 ・・・長女が現れない。斜面が急なので筆者のいる場所からはスタート地点が見えないため、何度も大声で名前を呼んでみるが反応がない。ひょっとしたら誰かにぶつかられて転んでいるのかも知れないと思い、板を外してスタート地点まで歩いて上っていた。ところが、そこには長女の姿はなかった。長男に話をしている時に横を滑りぬけていったのだろうか?リフト下まで滑って降りてみたが、どこにも見当たらないので、更に下の初級コースも探してみるが、ここにもいなかった。

 心配になって放送で呼び出しを頼むと同時に、もう一度チャンピオンコースに戻ってコース脇を調べる。最初は気づかなかったが、コース脇は沢になっており、ここから落ちると大変なことになる。前々週の長男の事故の事もあったので、滑る前に障害物とコース脇には十分気をつけるように言ってあったから、長男はともかく慎重な長女が自分で脇に近づく事はないだろうと思いながらも、落ちた跡がないか慎重に見ていった。そして再び麓まで降りて来ると、待たせていた長男が「長女がいた」と報告。どうやら一本目の滑走で離れた所を通り過ぎ、リフト下まで行ったが誰も降りてこないので更に下のコースに進んだようだ。そして、ロッジの方まで探しに行って方向が分からなくなり泣いていた所を親切な方に見つけてもらったようである。何はともあれ無事でよかった。これからはぐれた時には直前に乗ったリフト乗り場に集合というルールを作った。

 気を取り直して、再びチャンピオンコースに上がり、大回りと小回りで数本降りた頃にはお昼も回っていたので昼食を取ることにする。午後からはゴンドラに乗って頂上へ。この日は天気が良く、空は鮮やかに澄み渡って周囲の白馬山麓がくっきりと目に映る。写真を何枚か撮った後、ヒットパークへ。大小のキッカーが並んでいたので、筆者と長男は小キッカーに入る。長女は助走までつけて途中で怖くなって横に逃げる。午前中の経験で少々弱気になっているのだろうか。その後ハンの木コースを滑り、一度下まで降りて栂池の象徴である鐘をつく。麓まで滑り降りると、一気に気温が上がる。汗ばむどころではなく、大汗をかき始めたので、急いで上部のゲレンデへ避難する。2月の長野では従来考えられなかったような現象だ。

 丸山ゲレンデに来ると、この日は栂池のジュニアがポールの練習をしていた。コーチに話をしたら子どもたちは中に入ってもいいと言って下さった。ここを5本ほど繰り返して滑り、白樺ゲレンデへ。これで栂池の主なコースはほぼ回った。夕方になると昼間解けた雪が凍ってアイスバーンがあちこちに現れた。年始の北海道といい、今年は随分アイスバーンに縁がある。

 ロッジに戻って夕食を食べる。メインの肉料理の他に魚料理、小鉢、信州そば、ご飯、味噌汁、デザートと中々のボリュームで味も良かった。部屋の布団も昨年のロッジ幸のようなしっとりと湿った布団ではなく、毎回シーツも変えているようだ。このロッジ。エコノミープランで来ることができるのなら次も利用したい。食後は近くの土産物屋とゲームセンターを回った後、天然温泉「栂の湯」へ。スキーの後に入る温泉は最高だ。疲れも取れて夜もぐっすり眠る事ができた。

 
さあ、明日はいよいよ検定にチャレンジ!

体験記3・4日目に続く