2006〜2007シーズン

2006〜2007 SEASON 

(6) 札幌/3日目札幌国際

 (期日)2006年12月 (宿泊)札幌プリンスホテル(3泊4日) (移動手段)JAL
 (札幌国際HP) http://www.sapporo-kokusai.jp/
 (札幌プリンスホテルHP) http://www.princehotels.co.jp/sapporo/

スキー場データ


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場の魅力
コースの豊富さ  麓からゴンドラが二本頂上まで架かっていて左側に降りるとコブ斜面の連続する上級コース。右側に降りると初級〜中級の1500mを超す長距離コースが並んでいる。このコースは基本的には大きな違いが無く単調な気もするが、斜度の変化が微妙にあり、何と行っても100mを超える横幅で自由なコース取りをすることが可能なため非常に爽快な気持ちで滑る事ができる。また、ファミリーコースの下部にはキッカーも設置されているので、これにチャレンジする事もできる。
積雪量 AAA  キロロとは朝里岳を挟んでの反対斜面にあるのが札幌国際。豪雪地帯なので北海道でもトップクラスの積雪量を誇る。通常は11月中旬からゴールデンウィークまで営業をしている。
雪質 AA  キロロに匹敵する雪質の良さと豊富な積雪量がこのスキー場の魅力。近年の暖冬傾向から今後日本中から重宝されるスキー場になるだろう。
混雑度 AA  札幌から約1時間というアクセスの良さから週末は客の数も増える。また広い緩斜面が多いので修学旅行やスキー学校等で平日でも人での多い日がある。しかし、二本のゴンドラの輸送能力は高く、広いゲレンデの中で人にぶつかるような心配もない。
雰囲気  多くの木に囲まれたゲレンデの雰囲気は抜群。広々としていて非常に開放感がある。
アフタースキー AA  札幌市内に宿を取れば、観光にショッピング、グルメとアフターの過ごし方に困る事は無い。
旅費  札幌宿泊となるので、ルスツやキロロのリゾートホテルよりは安価。航空運賃も時期を選べば非常に安く上がる。今回12月上旬の出発で宿泊・移動経費込みで4日間6万円程度(2名以上で宿泊の場合5万円台となる)だった。神戸出発の場合はさらに1万円程度安く上がる。
アクセスの良さ AA  空路利用でらくらく移動。徳島発着の場合羽田経由になるが、昨年2月に開港した神戸空港利用の場合は直行で千歳に着く。空港からはバスでわずか2時間足らずの距離で、昼過ぎから滑る事ができる。札幌からもわずか1時間。
総合評価 A  広大なゲレンデで滑りやすく、景色も良い。初心者がスキーの楽しさを味わうには恰好の場所だが、中級以上になると滑走距離や斜度の面でもう一つ物足りなさを感じる。


体験記その3(3・4日目)


↑札幌国際への往路で見た光景。
川が凍りついて上に雪が積もっている

↑雪の結晶がそのまま体に落ちてきた

↑幅100m以上ある広大なゲレンデ。

↑こちらは唯一の上級コース。
最大斜度30度のコブ斜面。

↑ナイターになって一層滑りやすくなった。

↑帰る頃には気温はさらに下がった

↑今回の仕事場所の開拓記念館。
一面の雪景色。

 普段は目覚ましをかけないでも5時過ぎには目が覚めるのにこの日は起きると時計は6時を回っていた。やはり二日間の疲れがたまってきているのかもしれない。しかし、不思議に筋肉痛はない。今シーズン初めての腕山では身体の痛みが一週間ほど消えなかったが、それだけ板に上手に乗れるようになってきているということか?それとも単純に良い雪質のおかげだろうか?

 朝食をとった後、バスに乗って札幌国際へ移動。朝は吹雪いていたが、移動するうちに雪もやんできた。今日はいい状態のゲレンデに出会えることだろう。スキー場に着き、麓にあった大きな温度計の表示を見ると-5℃となっている。これだけ冷え込めば前日のキロロに負けないぐらいの素晴らしい雪が期待できる。実際、時々空から落ちてくる雪の粒を良く見てみると、左の写真のように見事な結晶の形をしていた。

 ゲレンデには麓から頂上まで二本のゴンドラが架かっている。一回一回板を外さなければならないのが面倒だが、輸送能力は抜群だ。これに乗って頂上に出て、まずは中級のスイングコースを滑ってみた。札幌国際は直線距離こそ長くないものの横幅は100m以上あり、非常に広大な印象を受ける。最大斜度は28度の部分もあるが、全体的に平坦で中級以上のスキーヤーには少し物足りないかもしれない。初心者には絶好の環境なので、この日も修学旅行かスキー学校か分からないが、たくさんの高校生が来ていた。

 数本滑って少し飽きてきたので、上級のダウンヒルコースに入ってみる。最大斜度30度の急斜面が何箇所かあり、深雪のコブ斜面が連続して並んでいる。本州のゲレンデならまずまともに滑れないが、雪が軟らかかったので転ばずに降りてくることができた。ゴンドラで上がっていると崖のような急斜面に何本か滑った跡がある。せり出した木の間を抜けるように滑ったのはエクストリームスキーヤーという命知らずの連中だ。一度滑っている所を見てみたいと思ったが、この日は誰も見かけなかった。

 この札幌国際スキー場、最初に何本か滑った印象ではすぐに飽きそうな気がしていたが、ここも昼を過ぎて雪が追加され、ゲレンデがいい状態になり、この日も出発ギリギリの時間まで滑っていた。雪質は一日中悪化する事が無かった。実はキロロとも朝里岳を挟んで隣り合わせで、札幌という名前はついているが、雪質は北海道でも指折りのいいゲレンデなのだ。キロロが開発された当時はこの二つのスキー場をつなげるという壮大な計画もあったらしい。バブル崩壊でこの計画は棚上げになったが、これが実現すれば北海道1の素晴らしいスキー場が生まれることだろう。

 ゴンドラは3時半で終了し、一部のリフトだけが運行する。ナイターはスキーヤーの数も減り、広いゲレンデが一層広く感じる。照明に照らされたゲレンデはアンジュレーションもくっきりと見え、非常に滑りやすい。この日もまた出発時間の間際まで滑った。バスの中でフクラハギが張っていることに気づく。いつもは腰や太ももが疲れるのだが、この部分が張るということは昨日のスクールで教えてもらった足首−膝−腰という動きができて来たということか?

 夕食後は札幌のスポーツショップを巡る。さすがにスキーの本場だ。四国とは品揃えが違う。一番大きな店は地下1階から地上3階まで全てスキー用品のフロア。地元ではめったに置いていない子ども用レーシングスーツもカタログに載っているようなものは大体揃っていた。そろそろ子ども達の板もレーシング用に変えないといけない。チャンスがあれば来年もう一度ここに戻って来たい。

 四日目 この日は本来の目的である仕事のために札幌開拓記念館に出かけた。雪に覆い尽くされた施設は夏に来た時とは見違えるような光景になっていた。約2時間ほどここで残された仕事をして、家路に着いた。