2006〜2007シーズン

2006〜2007 SEASON

23 ニセコアンヌプリ/三・四日目

体験記その3(三日目)


↑毎朝遊んだホテル前のキッカー。

↑ニセコ頂上から。
リフト以外何もない森林限界。

↑東山ゲレンデを滑る長男。

↑長女も調子よく滑走。

↑今度はヒラフゲレンデへ移動。

↑昼食は「キングベル」へ。

↑今日もポールバーンに挑戦。

↑アイスバーンに怯える長男。

↑ホテル横に現れた二匹のキツネ。

↑子ども達は見るのが初めて。

↑絶品。牛乳アイスクリーム。
 この日も朝食後朝一でゲレンデへ。前夜少し雪が降ったのか、ゲレンデには新雪状態のところもあった。ゴンドラで上に上がると頂上付近は粉雪で、ようやく北海道らしいいい状態のゲレンデにめぐり合えた。3月と言っても朝夕は冷え込む。昼間には溶けてしまうかもしれないが、つかの間のパウダーを楽しんだ。

 今日は昨日滑っていなかった東山ゲレンデを滑るつもりだ。東山は過去のスキーで何度か来たことがあるが、プリンスが開発した事もあって志賀高原の焼額山に似たようなゲレンデ構成が特徴だ。快適な中斜面が延々と約5000mも続く。そして、ヒラフやアンヌプリよりも断然空いているのが魅力だ。東山は基本的に中級コースが大半を占めるので、初級者は入ってこない。上級者はコブ狙いでヒラフの方に行くので空いているのだ。朝早くの滑走では、本当に誰も滑っていないのではと錯覚するほど他のスキーヤーに会わなかった。 

 最初は快調に飛ばしていたのだが、下部に来るほど雪が緩んできて、またワックスもかけていないので段々滑りが悪くなってきた。下部の方は傾斜も緩いので、スキーが止まっては大変と、途中からスピードを緩めずにゴンドラ乗り場まで一気に滑り降りた。ところが、麓まで降りて後ろを振り返ると子ども達の姿がない。今シーズンは何回も子どもが迷子になったので、広いニセコで遭難しては大変と笛を持たせてあった。いざという時にはこれを吹いて近くの人に助けを求めよと言ってあったのだが、遠くの方から笛の音が聞こえてきた。下まで一気にと言ってあったのに、途中で止まって吹き始めたようだ。他の人に迷惑をかけては大変と急いで斜面を登っていった所、長男は筆者の姿を見つけて喜びの余り笛を吹き鳴らした。最後に非圧雪のリミテッドコースに入ってみようと思ったのだが、上部のパノラマコースのパウダー部分を滑ったところ、雪が溶けて凍りついたのだろう、大きな氷の塊がゴロゴロ転がっていたので、怪我をしては大変と諦める。

 そして、再びヒラフゲレンデへ移動。シングルリフトに乗って頂上に出た後、斜滑降で昨日のようにゲレンデに移動する。昨日に比べると雪が積もって斜面の状態が良かったので、長男もスムーズに移動ができた。国体コースの下に「第二の壁」と呼ばれる急斜面があるが、その隅にモーグルコースができている。昨日の大回転コースに続いて今日はここに挑戦してみた。ただでさえ大きなコブが気温が高いためにスキーヤーが滑るたびに大きく削られ、コブとコブの間はほとんど穴のような状態だった。長男はこの穴にスキーがめり込んで中々抜け出せなくなった。筆者も少しずつ下山するような状態。唯一長女だけが連続ターンをしながら三人の中では一番に斜面を降りる。

 その後しばらくヒラフのゲレンデを何度か滑り、昼食はレストラン「キングベル」でとることにする。ヒュッテの外にはベンチがあって、ここでジンギスカンをやっている。肉の焼ける香ばしい臭いが漂って、バーベキューもいいと思ったのだが、子ども達はピザが食べたいと言うので中で食べる事にした。昨日の「エースヒル」は味付けも良かったが、こちらは普通のスキー場のレストランだった。

 午後は昨日来て気に入った雪質の良い花園エリアを滑った後、頂上から降りる最大斜度36度のダイナミックコースに出た。傾斜がきついが森林限界で目の前をさえぎるものが何もない。安心して体を前に出す事ができる。昼過ぎにもかかわらず雪質もいい状態が維持されていた。さらに羊蹄サンセットコースのポールバーンを数回練習して本日の日程は終了。そろそろ夕方に近づいてきたので、昨日の悲劇を繰り返してはならないと早めに頂上に出たのだが、また昨日と同じ状態になっていた。再び長男の足が前に進まなくなり、なだめ、賺しながら何とか下まで降りた頃には、外も暗くなっていた。

 長時間足で突っ張っていたのと、三日目の疲れが出てきたので、食事の前に風呂に入ることにする。湯船につかってくつろいでいると、窓の外を横切るものが眼に映った。最初、犬かと思ったが良く見るとキタキツネである。長男に教えてやったら初めて見る動物の姿に眼を輝かせていた。そのうちに二匹目も現れて、二階の客から餌をもらって食べていた。風呂から出て長女に知らせてやったら、女風呂からは見えなかったようで、自分も見たいと言う。男風呂の脱衣所に入れば窓からキツネの姿が見えるのだが、小学校高学年になるとさすがに入りにくいようだ。しかし、しばらく迷った挙句、遂に脱衣所に飛び込んで、目的を達して笑顔で出てきた。

 夕食はバイキングのレストランへ。ここにホテルのラウンジで人気の「ミルク工房の牛乳アイスクリーム」のがあるのを発見。ミルクの風味が濃厚で半分凍ったような食感が新鮮だ。長男は夕食はそこそこしか食べないのに、クリームはカップ一杯に盛って平らげた。

体験記その4(四日目)


↑今シーズン最後のスキーです。

↑筆者はサロモンに試乗。

↑こちらはニセコのイメージキャラクター「ニッキー」だそうです。
初めて見ました・・・。


 いよいよ本日で今シーズン最後の滑走である。筆者は総計28日、子供たちもそれぞれ20日滑った。これだけ毎週行っていると子ども達はもう飽き飽きしているが、それでもこれでしばらくスキーができないとなると特別の感慨があるものだ。ゲレンデへ出ると、霧が立ち込めていて前が見にくい。雪も昨日より重めだ。もう3月の最終日だから仕方がないかもしれない。春スキー四日目になるとずいぶん足に疲れが来ていて、しばらく滑ると踏ん張りが利かなくなる。何かだんだんフォームが悪くなっているような感じもする。

 この日はアンヌプリで滑っていたのだが、ゴンドラ乗り場にテントが並んでイベントを行っていた。トン汁やおでんの屋台があり、すぐそばでは北海道のスポーツショップのニューモデル無料試乗会が開かれていた。早速申し込んで、サロモンのニューモデルを試す。子ども達はイベントに現れたニセコのイメージキャラクター「ニッキー」と遊んでもらって楽しく過ごしていた。昼過ぎまで滑り、風呂に入ってバスに乗り空港へ。長かった2007シーズンはこうして幕を閉じた。


↑最終日はアンヌプリゲレンデで。

↑子ども達も良く頑張った2007年。

↑ニッキーと長男。

↑千歳空港でプリンを食べる。