2005〜2006シーズン

2005〜2006 SEASON 

(19) 志賀高原5/1・2日目

 (期日)2006年3月 (宿泊)志賀ロイヤルホテル(1泊4日車中2泊) (移動手段)バス
 (志賀高原HP) http://www.shigakogen.gr.jp/
 (志賀ロイヤルホテルHP) http://www.shigakogen.jp/royal/

スキー場データ


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場の魅力
コースの豊富さ AAA  大小23のスキー場が集まった約400haのゲレンデ規模はもちろん日本一。一つ一つのスキー場が違った個性を持っており、お互いを行き来するのはツアースキーの要素も含んで実に楽しい。2・3日では全てのコースを制覇できない底の知れない奥深さを持った懐の深いスキー場である。
積雪量 AA  横手山や熊の湯などは11月中からスキー場がオープンする。標高が国内最高の位置になるため、スキーシーズンは非常に長い。5月のゴールデンウィークくらいまで春スキーが楽しめる。
雪質 AA  岐阜や白馬方面よりも更に雪質が良い。トップシーズンの雪質の良さはもちろんだが、3月下旬でも気温が冷え込めば北海道よりもはるかに軽く軟らかい雪を味わえる。
混雑度 A  焼額山等人気エリアはさすがに混雑しているが、何しろゲレンデ全体が広いので空いているゾーンを選択して滑ればさほどリフトに並ぶ必要は無い。ゴンドラはさすがに一日中混雑している。
雰囲気 AAA  滑走中にコースの脇から見える眺望が素晴らしい。北アルプスの山々が白くつながる景色は滑る事を忘れるほど目に強く焼きつくことだろう。岐阜辺りの若手ボーダーを中心にしたガチャガチャした雰囲気とは一線を画する。特にスキーヤー限定の奥志賀高原や横手山は他には無い落ち着いた雰囲気を持っている。
アフタースキー A  一ノ瀬地区を中心にたくさんのホテルがあるが、プリンスホテル以外特に大きなリゾート施設は無い。滑った後は寝るだけという感が否めない。熊の湯という良質の温泉があるが、一ノ瀬から離れているためここに宿泊しなければ利用することは難しそう。
旅費  大阪発のツアーで3万円程度。時間はかかるがバスツアーは非常に割安。宿も格安の宿がたくさんあるが、それなりの施設である。2006シーズンからは四国発でも大阪発とほとんど値段が変わらないツアーがたくさん発売された。
アクセスの良さ  徳島からはバスで9〜10時間かかる。この距離をマイカーで運転していく人もいるが、滑った後の移動を考えるときつい。バスにしても長時間座ったままの状態でいるため、足腰が痛くなりそうである。四国からはバケーション倶楽部のツアーが出ており、座席のゆったりしているバスを使えば疲れも少しは減らす事ができる。
総合評価 AA  日本一のゲレンデ面積、23のスキー場のコースバリエーション、そしてスキー場ごとに持っている個性と日本離れした見事な景観がこのスキー場の魅力である。アクセスの悪さは欠点だといえるが、10時間以上かけてもここに来た事に満足を感じられる魅力がこのスキー場にはある。スキーヤーにとってはボーダーの少ない環境もうれしい。ぜひ、5日位は滞在して全てのスキー場を滑りたい。


体験記その1(1・2日目)


↑スーパーシートで出発します!。

↑宿泊先の志賀ロイヤルホテル。
ううん・・・名前とのギャップが厳しい

↑リフトで憧れの横手山山頂へ

↑リフトからも素晴らしい景色が

 昨シーズン長男と二人で出かけて大きな感動を残してくれた志賀高原。今シーズンも昨年と同じ3月下旬に週末の休みを利用して家族で訪れた。昨シーズンは、徳島発の手頃なツアーがなかったので、大阪まで高速バスで出て、大阪発のツアーで計12・3時間かけて行くという強行日程で臨んだ。志賀高原はその苦労に報いるだけの素晴らしい環境を提供してくれたが、さすがに疲労は深く、長男は発熱。体力には自信のある筆者も帰県後少々体調を崩した。もう一度訪れたいが、バスでの長時間はちょっと・・・とためらっていた所に丁度いいツアーが見つかった。1月にダイナランドに行ったバケーション倶楽部のツアーで、志賀高原行きが何と22,400円の低価格で出ている。このツアーは52度のリクライニングが可能なスーパーシートのついたバスが運行しており、長時間の行程も何とか耐えられそうだ。早速旅行会社に手配をし、今シーズンの締めくくりとして家族四人で出かける事にした。
 夜11時過ぎ徳島を出発する。長男はスーパーシートに乗るのが初めてなので、フットレスト調整用のボタンを押しまくり、車内に圧縮空気のシューシューいう音が響き渡った。今シーズン数え切れない位出かけた子供達なのに、出発する時には特別の気持ちがあるようだ。でも遅い時間帯だったので1時間もすれば子供たちはもう夢の中。筆者も大きなリクライニングでうとうとしかけた所、今度は長女がキューキュー言い出す。何か悪い夢でも見ているのだろうか?筆者のわき腹をしきりに押して来る。起こす事もできず黙って痛みに耐えた。
 やがてバスが長野に入ると、白い雪の積もった光景が眼に飛び込んできた。地元徳島では、もう3月下旬となると春の陽気が訪れ始め、スキー場周辺も土に囲まれた風景となるが、遠方に見える白い山々の美しい景色。さすが長野である。昨シーズンも丁度雪が降った頃に志賀を訪れたが、今回も気温の下がったタイミングで旅行する事ができたのは大変幸運であった。
 さて、いよいよ今回の宿泊地の志賀高原蓮池地区に到着。志賀ロイヤルホテルは停留所からわずか50mと便利な立地である。今回は志賀高原の南北の最も離れた地点に滑りに行く計画であったから、ホテルの位置も重要ポイントである。荷物を預け、着替えを済ませた後、本日の目的地「横手山スキー場」を目指すため、再びバス停留所に向かう。
 この横手山はリフトの架かっている場所としては日本最高峰のスキー場。当然雪質も良い。ただ、多くの宿泊地が集まる一ノ瀬地区からは離れているため、これまで四度志賀高原に来た事のある筆者もまだ一度も訪れた事がなかった。
 約30分間バスに揺られて横手山へ。まだ早い時間帯なので、あまり人がいない。停留所から2つリフトを乗り継いで山頂に行くのだが、コースが中級表示になっていたため、初級者の妻が滑走可能かどうか確認するために子供を連れて頂上に向かう。リフトに乗って登っていくと周辺の景色がだんだん見えてくる。手前のいくつもの山々の更に向こう側には、北アルプスの山々が空との間に白い境界線を引いて延々と連なっているのが見える。山と樹木と雪以外には何もない場所なので、人間の世界を超越した世界に引き込まれたような錯覚を起こさせる。


↑遂にスキー場日本最高峰に到着

 頂上について記念写真を一枚。雪に触れてみると、これまたサラサラのつかむ事のできないようなパウダー。まさにスキーの聖地とでも名付けたくなる様な神々しい景観とオーラが横手山から発せられていた。
 山頂から妻の待つ陽坂まで約2kmのキングコースを滑ってみる。素晴らしい雪質だ。途中急斜面で初めて雪崩が起きるのを見る。1m位の幅の雪が10mほど下まで落ちていった。

↑キングコースを試し滑り

SHIGAKOHGEN


↑日本離れした素晴らしい景観はうわさ通り

YOKOTEYAMA


↑展望台から覗き込んだ景色
体が震えるほど美しい光景だ
 下山コースが何とか妻でも降りられそうなので、今度は四人で頂上へ。頂上には展望台もあるのでそこに上ってみる。高い所から見ると美しい景色がまた一段と輝きを増して見える。この日は天気も良かったのでずっと遠方まで見渡す事ができた。長年の憧れであった横手山に登ってとりあえず今回の目的は達成できた。満足、満足・・・。


↑山頂で記念写真 標高2305m(雲の上の世界)

志賀高原2006その2に続く