2005〜2006シーズン

2005〜2006 SEASON 

2006シーズン★オフトレ日記その2

10月「箸蔵寺合宿」

1日目


↑ロープウェー下に集合       歩いて40分の山道を・・・さあ出発!↑

↑途中三好高校の牧場がありました。ポニーやダチョウとご対面。
     
↑山道の途中には、蛇の死体も    きれいな空気を吸いながら登山↑

↑箸蔵寺到着。  信心深いI君は本殿に向かって膝間づいてお祈りを↑

↑見事な彫刻に目を奪われる         修行その1「境内の掃除」↑

↑夕食は精進料理            今回は家族四人で参加しました↑

 最近はどのスポーツでもフィジカルなトレーニングと平行してメンタルトレーニングを行っている所が多いが、ジュニア部でもお寺での奉公・説教を通して精神修養をすることになった。普段落ち着きの無い長男にはうってつけの機会だ。

 合宿場所の箸蔵寺は三好郡池田町の真言宗のお寺。四国別格二十霊場にも数えられ、本殿他6棟が国の重要文化財にしてされている歴史と伝統のある場所である。箸蔵寺のある箸蔵山山頂までは麓からロープウェーが出ているのだが、修行のために歩いて登る事になった。最初は舗装された道路だったが、途中からは土の道や石敷きの階段に。筆者と子供はともかく運動不足な妻がついていけるかどうか心配だったが、意外に平気な顔をしていた。

 途中には三好高校の牧場があってたくさんの動物が飼われている。突然の訪問者に驚き、ダチョウは忙しなく走り回っていた。動物園の動物と違ってみんな元気だ。休憩時間も含めれば約1時間かけてやっと箸蔵寺のある場所に到着した。10月とはいえまだまだ日差しがきついので大汗をかいたが、時折吹く秋風と木々の香りが清涼剤となって何とか登ることができた。

 到着後、少し休憩した後、お寺の方に説明を受けながら箸蔵寺の境内を見て回る。江戸末期に建立された本殿や護摩殿には見事な彫刻が施されており、一つひとつ見ていると時間の立つのも忘れるほどだった。そして、いよいよ修行その1「境内の掃除」が始まった。広い境内の落ち葉や草を箒で集めていく作業が1時間続いたが、子供たちは真面目に作業をしたので境内がきれいになった。自分の部屋もこれ位丁寧に片付けられないものだろうか?そして修行その2。護摩祈祷の前で座禅を組み瞑想にはいる。長男は開始早々オナラをした。約30分の座禅は子供たちには無理かもと心配したが、足を組み替えながらも何とか持った。逆に筆者夫妻は慣れない座禅に足がしびれて、しばらくフラフラ。

 夕食は精進料理。野菜と果物だけで作ってあるが、天麩羅もあり中々ボリュームがある。全て平らげるとお腹が一杯になった。梅干の天麩羅は初めて食べたが、案外美味しかった。夕食後、お寺の方に説教をしていただく。ユーモアを交えながら、お話をして下さったので、子供たちも退屈せずに聞いていた。暗くなった境内で肝試しをして一日目はおしまい。

2日目


↑自分の願いを板に書いて護摩祈祷で燃やします       朝の掃除↑

↑障子には見事な水墨画が  雨が降って来て、傘を回して遊んでます↑

八十八箇所御砂踏 お賽銭でお祈り    たくさん入っているかな?↑
 箸蔵寺では朝と夕方に護摩祈祷を行っている。その際、参加者が願いを書いた板を燃やし、祈念して下さる。昨晩、みんなで書いたものが左の写真(男性編)。長男は「トロフィーをとる」と書いた。これは昨年の腕山レースで本人は3位以内を確信していたのだが、下位に終わったのを雪辱する気持ちでいるようだ。筆者は二級合格が最大の目標なのだが、他の大人の方は皆四文字で書いていたので「心願成就」と書いた。妻が後でこれを見て「私は「家内安全」なのに家の事より自分の事が大事なのか」と言って怒っていた。

 朝食の後、本坊と護摩殿の掃除をする。子供たちも真面目に作業に取り組んでいる。繰り返すが自分の部屋もこれ位きれいに。畳の部屋で長男はコーチから柔道の技を教えてもらう。先日クラスの相撲大会があり、体の小さい長男が優勝したのだが、この時のコーチの指導のお陰かも知れない。

 修行その3は座禅を組み、目の前に置かれた月の絵を眺めながら頭の中で月を大きくしていくという修行。こちらは子供の方が成功者が多かった気がする。この日はずっと雨が降り続いていたが、子供たちはどんな逆境でも遊ぶことは忘れない。傘をクルクル回して、雨粒を弾き喜んでいた。最後に四国八十八箇所の砂を集めた霊場へ行って、お参りをする。

 子供たちはこれまで経験したことの無いお寺での生活だったが、豊かな自然環境と文化の香りあふれる古寺の中での貴重な経験ができた事を有り難く思う。