2005〜2006シーズン

2005〜2006 SEASON

11 大山

 (期日)2006年2月 (宿泊)朝霧山荘 (移動手段)自家用車
 (大山HP)http://www.daisen.jp/ski/
 (朝霧山荘HP)http://www.gaina.net/asagiri/

大山スキー場データ


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場の魅力
コースの豊富さ 大山国際・上の原・中の原・豪円山と四つのゲレンデが横につながっている。12コース、最長滑走距離1.6kmは少々物足りないが、林間コースやコブ斜面、ダイナミックで広大なバーンとバラエティ豊かなゲレンデ構成のため飽きない。幅も100mクラスのゲレンデが多く、快適に滑る事ができる。
積雪量 12月中は全面オープンになる事は難しいが、日本海に近いためトップシーズンの積雪量はハチ北を上回る。
雪質 ハチ北よりやや気温が高いため、ゆきは少々重め。もちろん四国の雪よりははるかにいい。
混雑度 一番奥の大山国際はアクセスに時間がかかるが、休日でもリフト待ちは少なく、伸び伸びと滑る事ができる。広島近辺には新しいスキー場がオープンしたため、九州等の客がそちらに吸収されているようだ。
雰囲気 樹木がたくさん残されていて森の中を滑るような雰囲気がある。頂上からの眺めも素晴らしい。ただリフトはペアリフトが中心で移動が遅いため、冷え込んだ日などは体が冷たくなる。唯一センター4というクワッドリフトがあるが、乗り場は少々混雑する。レストランのメニューはもう少し努力が必要。
アフタースキー B 旅館街には特に目ぼしい施設はないようだが、周辺に温泉や観光地があり、自家用車で来た場合は足を伸ばしてみるのもいい。
旅費 高速料金が徳島発で計算して1万5千円程度。ガソリン代を含めて2万円強となると少人数で来るのであればバスツアーが得である。
アクセスの良さ 徳島から高松自動車道を経て瀬戸大橋を渡り中国自動車道等に乗る。高速でスキー場近くまで来る事ができるし、高速を降りてからの一般道も渋滞していない。3時間から3時間半の行程はハチ北とほぼ同じかやや遠め。
総合評価 自家用車で来るには遠いと言うほどではない距離。自然のたくさん残されたゲレンデと豊富なコースレイアウトは長年人気を維持してきた理由だろう。ただリフトの遅さと複数のゲレンデの連絡の悪さは今後改革を望まれる点である。


体験記


↑初体験!雪道の高速。
 2月上旬にスキー連盟ジュニア部の大山合宿が開かれた。まだポールを練習したのが1回と他のメンバーに比べて経験不足なため参加しようかどうか考えていたのだが、それぞれのレベルに合わせてレッスンしてくださるという事で、参加をする事にした。前日遅くまで筆者の仕事が入っていたので、出発は当日朝4時。子供たちは眠そうな顔をしていたが、他の子供たちと大部屋で寝るのが楽しみで、すぐに着替えて家を出発した。徳島から大山までは瀬戸大橋を経由して高速で3時間・・・の予定だったが、米子道が大雪のためチェーン規制。実は筆者は雪の積もった高速の運転は初めてであったのだが、急ハンドルと急ブレーキだけは絶対しないように注意して80〜90kmでぶっ飛ばした。 

↑午前中の練習が始まる

↑お昼休み。長女はラーメン

↑午後のレッスンの前に競走

↑長男がスラローム用ポールに入る






 予定より30分ほど遅れて宿舎に到着。世話人の方が待っていて下さり、大山エリアで一番奥の大山国際まで板を履いて移動した。ゲレンデに着くと既に他の子供たちはポールに入って練習をしている。中級コースのチャンピオンコースにポールを立てて大回転の練習である。上部はコブがあるので、下半分のコースを繰り返し滑った。途中で一箇所分岐点があり、二人は間違えて他のコースに。長女は泣きべそをかきながらコースに戻ってきた。
 さて、お昼休みになり、ロッジ大山で昼食。長男は同じ1年生のA君と仲良くなり、指相撲や腕相撲をとって遊んでいた。昼食後午後のレッスンまで時間があったので、人工造雪ゲレンデで4年生の兄ちゃんも加えて競走。このゲレンデは自然の樹木がたくさん残されており、とても景色がきれいだが、高速で飛ばしている長男が木に激突しないか気がかりだった。
 午後のレッスンではポールの感覚を短くしてスラロームの練習をする。剣山ではいつも大回転の練習なので、子供たちにとっては初体験である。しかし、見よう見まねでポールも外さず上手に滑っていた。途中で筆者もポールに入ってみる。間隔の広い大回転用のポールは何とか回る事ができたが、スラロームは難しい。完全に子供たちに負けている。6年生のリーダーやコーチはポ−ルをバンバン倒しながら滑っている。かっこいい。いつか子供たちもあんなふうになるんだろうか?筆者には一生無理な世界である。


 


↑まずは大回転の練習

↑長男は同じ小1のA君と友達に。

↑A君・I君と競争をする

↑午後から長男は休憩が目立った



↑クリックすると動画を再生します↑

 一日のレッスンが終わって宿舎へ。夕食は子供たちも大好きな手巻き寿司。夕方には少々お疲れモードであった長男も元気回復。騒ぎすぎて6年生の先輩に注意される。「他のお客さんもいるから静かにしなよ。」優しい口調で何度も言ってくれていた。ジュニア部は先輩が後輩の面倒を見ると言う伝統が確立されており、子供たちにとっても学校では消えかかっているタテの関係を学ぶ事ができる。大人がいちいち指図をしなくても夕食が終われば上級生が率先してかたずけをし、夜も消灯時間が来たらすぐに寝られている。こういう規律ある生活の姿勢が高い技術を支えていると言う事を子供たちは感じ取ってくれただろうか?

↑快晴・新雪と絶好のコンディション

↑山頂からは遠くまで見渡す事ができ、素晴らしい眺めである

↑検定初挑戦の筆者。撃沈・・・。
 翌朝は6時起床。7時からレッスンが始まる。夜のうちに雪がたくさん降ったようで、ゲレンデ全体に新雪が積もり最高のコンディションであった。朝一はさすがに人も少なくゲレンデの端から端まで大きな弧を描きながら滑った。パラダイスコースは傾斜も平均15°で幅100mとカービングで飛ばすには絶好のゲレンデである。子供たちも昨日より傾斜の急なチャンピオンコース上部で練習。ここに行くにはシングルの第7リフトに乗らなければいけない。シングルは取っ手が片側しかなく、初めて乗る長男には恐怖だったかもしれないが、何とか頑張って乗れるようになった。
 さて、この日SAJスキースクールの検定が行われるという放送が合ったので、筆者は初めて受けてみる事にした。3級は中級コースでの大回り小回りの連続ターン。2級は中上級〜上級コースでの3種類のターンと総合滑走を行う。総合滑走の意味も知らなかった筆者だが、2級を受ける事にした。午前中は事前講習でパラダイスコースを使って練習。しかし、この段階から既に他の参加者と比べてみると技術の差があるのを感じた。他の参加者は下半身の、特に膝から下の動きが非常にスムーズである。筆者は棒立ちとまでは行かないが、膝が十分に回っていない。指導員の使う用語も意味が理解できないものが多く、改めて専門的な勉強をする必要性を感じた。
 昼食の後、1級受験者と一緒に検定バーンへ。昨日に比べると検定とボードのレースが行われていたので、人の数が二倍ぐらい多い。少し暖かくなってきた事もあって雪が荒れていたが、午前の段階で受かる可能性はないと思っていたから、緊張もせずリラックスして滑る事ができた。結果はやはり不合格。65点以上が合格なのだが、小回りが63点。それ以外は64点でまだまだ練習が必要という点数だった。各項目ごとの点数が出るので、これからどこに力を入れて練習していったらいいかわかるのが利点だ。思えば小回りはスクールでも教えてもらった事がなかった。来シーズンの強化課題にしたい。頑張るぞー!