2004〜2005シーズン

2004〜2005 SEASON 

(17) 志賀高原4/3〜4日目 

体験記その3(3〜4日目)


↑山の神スキー場で。凄い数の人
 翌朝は映画「私をスキーに連れてって」の舞台となった焼額山と落ち着いた雰囲気が魅力の奥志賀高原に行く。まず、昨日も滑った山の神スキー場で足慣らしをしてから出かけることにした。長男はリフトの上から様々の小動物の足跡を見つけ歓声を上げていた。それにしても朝だと言うのにものすごいスキーヤーの数である。しかもボーダーの姿がほとんどない。他のスキー場では多い場合は9割近くがボーダーなのに、ここ志賀高原ではほとんど見かけない。その理由は後で分かることになる。そしていよいよ焼額山へ。山の神スキー場と焼額山は一本リフトでつながっている。リフトから林立するブナ林を眺めると10年前にもここに来た記憶が蘇えってきた。リフトを上まで上がると、眼前に見事な光景。昨日も東館山で見た北アルプスの光景が一面に広がっている。空気も澄み渡ってはるか遠方まで見渡すことができた。
↑リフトから見える懐かしの光景

Shiga Kogen

Yakebitaiyama


↑ナイターコースを滑る長男

↑素晴らしい景色が心を癒す

いきなりコブ斜面に入る長男

↑コーラをワインと言って飲む長男

↑ホテルのロビーでくつろいでます

↑長男作スキーをするパパ
 焼額山のコースは中級コースが中心。昨日の記憶もあって最初は足がすくんでいた長男だが、徐々に斜面にも慣れ、唐松コースやナイターコ−スを繰り返し楽しんだ。焼額山は人気コースだけあって一段と人が多かった。特にゴンドラは20分待ち。ゲレンデ自体が広いし、距離も長いのでどこかポイントを決めてリフトで繰り返し滑るのがいいのかも知れない。コースを囲むブナ林と高いところに上ったとき時折覗く絶景が魅力のリゾート色満点のスキー場である。
 さてそろそろお腹も空いてきた。この日の昼食は奥志賀高原ホテルで取ろうと決めていた。若い頃、奥志賀高原ホテルまで来てメニューの値段が高くて中々手が出なかった苦い経験があるので、今回は食事をしてみたいと考えたのだ。ゴンドラで頂上まで上がり、ここから奥志賀まで歩く。部分的に上り坂になっているので、スケーティングのできない長男にはつらい。筆者といる時は中々根をあげない長男だがしばらくして疲れたのか「ちょっと休ませて・・・」とゲレンデに寝そべってしまった。志賀高原は横に長いスキー場なので、移動が大変。ボーダーは平坦な場所を移動するのに大変な力を使うと言うが、これがボーダーの少ない理由かもしれない。この奥志賀高原は完全なスキー専用バーン。ボーダーの滑走は禁止という最近では珍しいスキー場である。おかげでゲレンデ中央で座り込むボーダーがいないので、安全に滑ることができる。但しメインのエキスパートコースは平均斜度23度のコブ斜面なので長男のことを考え迂回の林間コースを滑って、ようやく奥志賀高原ホテルに着いた。ここのメインダイニング「現代」は信州でも有数の本格的なフランス料理だそうだ。10年前に来た時はここの昼食が高かったので、もう一つある和食レストランの1500円の天丼を食べ感動をした記憶がおぼろげにある。昼間ということで、コースはなかったが、ハンバーグランチとコーンスープを注文した。ハンバーグは上質の肉を包丁でみじん切りにした噛み応えのある味。コーンスープは700円の値段にも見合う芳醇な仕上がりだった。確かこちらも10年前に高いと感じた記憶がある。ずっとメニューに載っているという事はこの店の看板メニューなのかもしれない。朝から歩き続けで疲れた体を休めるため随分ゆっくりとしてしまった。時計は2時前になっていたので、そろそろ一ノ瀬に戻ることにする。リフトを乗り継いで焼額山からダイヤモンドゲレンデへ戻る。ホテルに一度戻り温泉に入って荷物を整理。ようやくバスに乗り込み、さあ、朝まで一眠りと思ったら、どうも長男の様子がおかしい。いつもハイテンションな長男が目がうつろでしゃべらない。昼過ぎからどうも険しい顔をしていると思って変だなと思っていたが、額に手をやると熱い。熱があるようだ。SAに止まった時に売り場の人に体温計は無いか聞くと親切な事に従業員用の体温計と風邪薬、氷をつめたビニール袋をくれた。バスに戻って長男の体温を測ると何と38.7℃もある。あわてて薬を飲ませた。梅田に着いたら即病院行きかと思われたが、夜の間ぐっすり眠って疲れが取れると平熱に下がっていた。という事でかつて無いほどの波乱万丈の志賀高原ツアーだったが、これまた他には無い美しい光景ととてつもなく広大な世界が来シーズンも再びここに帰ってくることを強く決意させたのだった。

↑焼額山頂上で記念写真

↑歩きつかれて寝転ぶ

↑やっと着いた奥志賀高原ホテル

↑特製のコーンスープ

↑熱を出した長男。筆者もさすがのハードスケジュールに疲れました

↑朝になって元気を取り戻す