2004〜2005シーズン

2004〜2005 SEASON 

F ルスツリゾート5/4・5日目

体験記その3(4・5日目)


↑朝日をバックに滑走する三人
 いよいよ四日目。実質的にはスキー最終日である。これまでの二日間天気が崩れたこともあって、ウエストMt.しか滑っていない。実は今回筆者は子供を連れて一番奥のMt.イゾラの頂上まで上ることが目標だった。この日は朝一番からゴンドラでイーストMt.方面へ向かう。妻は難しいコースが無いかしきりに気にしているが、子供たちは逆にこれまでよりもっと難しいコースを滑りたいと元気がよい。
↑降ったり止んだりの一日だった

↑深雪に挑む長女

↑これなんか飛んでまっせー!
 イーストMt.に着いてまずはクワッドで中腹まで上り、中級のイーストティーコースを滑る。既にこの時点から子供たちは母を大きく引き離し、どんどん先に行っていた。連絡路を通ってMt.イゾラへ。中上級のスティームボードAコースを降りる。ここは前日まで滑っていたバンビコースよりさらに傾斜がきつい所があるため、ボーゲンの子供たちがきちんと滑ることができるか心配だったが、実際滑り出すと手間取ったのは妻だけだった。
 ルスツのゲレンデはどこもきれいに圧雪がされているが、コースの端は深雪状態になっている。この日の気温は最高が-8℃で非常に冷え込んだため、粒子が細かい雪がゲレンデサイドに積もっていた。筆者は深雪があまり得意ではなかったが、この日の雪は軽かったので、あえて深雪の部分を降りてみた。すると、重い雪の時には感じたことのない浮遊感を味わうことができた。これですっかり深雪のファンになってしまった。その様子を見て今度は長女が深雪に入り込んだ。驚いて「深雪はまだ無理」と叫ぼうとしたが、何と転びもせず、小回りで降りてきている。あまりの上達振りに思わず感激の声を上げた。長女に続いて対抗心をむき出しにした長男が深雪に突っ込んだが、こちらはあえなく転倒。しかし、その勇気は褒めてやりたい。しばらく滑っていると、長男のゴーグルが凍りついた。実は今年奮発してミラーレンズを買ってやったのだが、塗った曇り止めとの相性が悪く、表面の塗装が全部はげてしまっていた。その上に蒸気が付き、寒さのため凍りついているのだ。これでは前方の視界が確認できないため、妻と子供は麓のカフェで休憩することにした。

イーストティニューコースを併走
 筆者はその間、心置きなくコースを堪能する。やがて、昼も近づいてきたので、カフェで昼食をとる。ルスツでは一番人気の「フワフワ卵のオムライス」を食べた。ベルビューのオムライスも美味かったが、こちらは値段が若干安くお得である。昼からはクワッドで一度頂上まで上った。天気がいいと洞爺湖まで見渡せるのだが、あいにく雪の影響で景色は全く見えなかった。ヘブンリービューコース・スティームボードB等を繰り返し滑った後、イゾラBコースを降りる。ここは表示こそ中上級コースだが、実際には平均斜度が22度でコブができていることから上級者向けといえる。先に子供を滑らせて、転べばすぐに助けに行こうと思っていたが、二人はボーゲンで見る間に降りていった。折角だから、イーストMt.の頂上も上がろうということになり、頂上から2500mのイーストティーニューコースを一気に降りる。イゾラBを降りた二人には楽勝のコースだった。           

↑急傾斜中上級ダイナミックコース
さらにウエストMt.に戻りゴンドラに乗って頂上へ。これで、三山制覇したことになる。こちらに来るまではイゾラの上に行けたらいいなと思っていた位だったが、まさか三つの山とも制覇するとは思わなかった。子供たちの恐れを知らない勇気とどこまでもついて来る根性に脱帽。夕方になると吹雪いてきたので、ホテルに戻る。四日間、朝も昼も夜も滑り尽くめだったので、写真も十分に撮れていない。夕食前に色んな場所で写真を撮る。
↑小回りで深雪を降りる長女


↑おなじみの騎士像の前で
子供たちも大きくなりました。
3年前の写真と比べてみてね。

パパも太ったような気がする
ヤ・ヤバイ→


↑夜のゲレンデにはたくさんのイルミネーションが灯っていてきれい

↑こちらも毎回乗っています

↑子供たちの一番のお気に入りは
もちろんメリーゴーランド

↑生涯滑走のべ100日目の乾杯

↑千歳空港で。ホテルのゲームで当てたテナガザルの人形と一緒に・・・
 夕食は再び初日に行った居酒屋「かかし」へ。この日は筆者にとって生涯滑走日数100日目だったため、ささやかなお祝いをした。しかし、昼間に頑張りすぎたのか、アルコールを飲んで疲れがどっと出てしまい、店で居眠りをしてしまった。左の写真ではだいぶやつれているような気がする。

 五日目。いつものように筆者は出発ぎりぎりの時間まで最後の滑走を楽しむ。わずか2・3時間しかないのだが、イゾラMt.へ行って戻ってくる位の事はできる。ホテルに戻り、昼食用のパンを「スカーレットカフェ」で買う。この店は以前からホワイトチョコレートを使ったパンが美味しいので、必ず来ていたが、毎回新しいメニューが登場し、今回はほぼ毎日のように訪れていた。牧場直送のヨーグルトやパフェの類も絶品だったし、最終日に買ったケーキは専門店に負けない位の感動的な味だった。右の写真は筆者の買った「自然卵のプリン」。なめらかでとろける様な味だった。

 こうして、5日間にわたる家族スキーは終わった。全山制覇した現在、ルスツに来る必要は無くなった様に感じる一方で、再びこの体験と感動を味わいたいという気持ちが頭をよぎり、来年もまたここに戻ってくるんだろうなと思いつつ車窓に写る雪山に目をやった。


↑名店スカーレットのプリン