2002〜2003シーズン 

2002〜2003 SEASON

B アルファリゾート・トマム 2〜4日目

体験記その2


↑アイスドームビレッジ入口
二日目の夜。この日はバスで隣のホテル・アルファ・トマムに出かけることにした。ここにはトマム名物のアイスドームがある。アイスドームとは、巨大なバルーンを好みの形に膨らませ、そこに雪をかぶせて水を噴射して凍らせる建造物である。ここに熱気球や犬ぞり、水の教会など色々なアトラクションがある。氷のグラス工場でオリジナルグラス作りにチャレンジした。
オブジェ

@氷のブロック  Aノミで削った

 ここでは四角い氷のブロックを400円で購入し、ノミで削ってオリジナルグラスを作る。これがなかなか難しい・・・。最初は取っ手つきのワイングラスを作ろうと思っていたが、あちこちが欠け、結局何の変哲もないグラスになった。しかし、出来上がったものにお湯をかけてもらうと、見事に透明なグラスになった。


Bお湯をかける  Cカクテル入れる
 外に出て、今度はクリスタルカフェへ。ここはカウンターやテーブルも全て氷でできたバーである。先ほどのグラスにカクテルを注いで飲んだが、あまりの寒さに悲鳴をあげそうなほどだった。外に出ると気温は-11℃。カウンターの女性は何時間も氷の中に居続けて平気なのだろうか?

アイスドーム全景

 三日目はショートスキーに履き替える。しかし、深雪に足をとられて殊の外滑りにくい。トマムは上部は傾斜が急だが下部が平坦でフラットに近いところも何箇所かある。ボードやショートスキーはある程度傾斜がないと動かないので、非常に疲れた。

35/26°1400mの最上級者限定コース→
急斜面と激しいコブ斜面が連続する
結局時間切れで挑戦できず

 四日目。この日は帰るだけだったが早朝にエコツアーに申し込んだ。トマムのHPでは、「1日で最も気温が下がる日の出直前にしか見ることのできないダイアモンドダストやサンピラー(太陽柱)樹木が凍りついて割れてしまう凍裂(とうれつ)を探しに行きます。」という触れ込みだったが、気温が高かったため全く見られなかった。小動物との遭遇にも期待したのだが、これもなし。ただ、スノーシューで1時間ほど雪の中を歩いただけだった。しかし、普段滑っていたゲレンデのすぐ近くにこんなに静かな空間が存在していたことを知り、滑るだけでなく時々ゲレンデから外れて森の中に足を踏み入れてみたいという気持ちになったことは唯一の収穫といえる。


↑静かな森の中・・・。

↑スノーシュー


↑三箇所機材をはずしています
 さて千歳空港から帰路についたその時に再びトラブルが!乗り込んだ飛行機が出発時間を過ぎても一向に飛び立つ気配がない。誰かVIPが乗り遅れたのだろうかと思っていると、「主翼にトラブルが発生し、現在原因を解明中」「原因不明のため細部を点検します。」「氷を溶かすヒーターからお湯が噴出していたので、機材を交換します。乗客の皆さんはいったん本機を降りていただきます。」と次々に機内放送された。空港のロビーで機材交換の様子を見ていると主翼の一部を取り外していた。これは相当大きな故障だったのだと思った。そして、ついに予定出発時刻の2時間半後、機体を変更して飛ぶという放送が入り、後発の便で東京まで戻ることになった。その後発に乗るはずだった乗客はさらに次の便へ・・・。トコロテン方式に乗客が回されていき、羽田に着いて案内板を見ると二つ後の便がついに欠航!修理がその日では間に合わないということだろうか。つくづく飛ばなくてよかったと胸を撫で下ろした。
↑上から60便2時間44分遅れ、62便1時間12分遅れ、64便欠航
 と、まあ色々とトラブルにも見舞われたが、楽しい充実した四日巻であった。ただ残念だったのは、-20℃の気温が作り出す本当のトマムの厳しい世界を味わうことができなかったことだ。次に来た時はぜひダイヤモンドダストも熱気球も凍りつくような寒さもぜひ体験してみたい。