ウィスラー一人旅D

2008 CANADA D

ニ日目その2(ブラッコムスキー場・セブンス・ヘブン)

ブラッコムスキー場(昼〜夕方)

 午前中滑っていた氷河エリアは山の北西部にあるため中々太陽が顔を見せず、景色の魅力が半減していましたが、午後になると太陽も顔を出し、光に照らされたゲレンデは一層美しさを増していました。食後は氷河と共にブラッコムスキー場のもう一つの名物である7thヘヴンを目指しました。ここは元々はヘリスキーで使っていたエリアらしいのですが、リフトが架かったため一般人も立ち入れるようになりました。高速リフトに乗って山を上がっていくと眼前に広大な景色が開けてきました。例えて言えば、ニセコの上部のような障害物のない平面が延々と続いているのですが、ニセコの斜面を数倍広げた位の広さがあり、スタート地点に立つと雪の高原に飲み込まれていくような迫力がありました。深雪部分が多く、どこまで行っても終わりが来ないほど長い距離を滑り終えると、もう足がガクガクになってしまいました。

 ここでガイド一行と別れ、後は自分のペースで降りる事にしました。山頂のロッジで二回目の休憩を取り、その後ゆっくりと麓まで降りて行きました。スキーを始めて二年目にニセコを滑った時、延々と斜面が続き、どこが終わりなのか不安になる感覚を味わいましたが、技術の向上した最近では忘れていたものでした。時折、レストランで休憩を取り、写真も撮りながらの下山でしたが、麓まで降りた時には二時間近くの時間が過ぎていました。トップからベースまでは中級者で普通に滑っても1時間位かかるらしいので、予定よりも早めに下山しないとすぐに日が暮れて危険だそうです。

↓この写真をクリックすると大画面になります。
(木や人の大きさと比べると斜面の広さが確認できます)


↑太陽が顔を出し、別世界の光景が眼前に広がった

↑こちらがブラッコム名物の7thヘヴン


↑7thヘヴンを下から写した所。斜面全てがコース(クリック!)

↑向こうに見える斜面(崖)も一応コース
最上級コースは
◆◆の表示がある。近づかないのが賢明

↑コース案内は非常に親切。至る所に看板がある。

↑筆者の後ろに見えるのがブラッコム山頂
鶏のトサカの形をしている


↑まさに天国のような延々と続く雪の大地に息を呑む

↑こちらはワールドカップで使われるモーグルコース
急斜面+深雪+コブ斜面

↑チェックのついているリフトが稼動中

↑斜面には時々大きな岩が転がっているので注意

 

 

 

 下山後はツアーデスクに向かいました。毎日下山した後に無事の報告に来るように言われています。連絡がなければ、遭難とみなされ救急隊に連絡が行く事になります。このツアーデスクがウィスラービレッジにあるので一度こちらまで下りて、またホテルのあるアッパービレッジにゴンドラで戻らなければ行けません。これが毎日になると大変面倒で、今度ツアーで参加する時はウィスラービレッジ側のホテルにした方が便利だと思いました。

 ホテルに着くともう体がぐったりしてベッドに横たわるとそのまま眠ってしまいそうな状態でしたが、板のチューニングに取りかかりました。ウィスラーはスキー場の規模はもちろん、設備などその他の面でも日本のスキー場をはるかに上回っていましたが、一つ不満だったのはホテルにチューニングルームがない事です。スキーの滑走性を維持するために、毎日のチューニングは欠かせません。日本スキー場のホテルには小さなホテルでもチューニング用の部屋がありますが、ここでは板は保管専用の部屋でスタッフに預ける事になっています。ワックスはゲレンデにショップがあり、そこで20ドル程度でやってくれるようです。外国のスキーヤーにとって滑る事は昼間遊ぶための手段であり、夜の貴重な時間を使って自分で板を磨くという発想がないのでしょう。ホテルにチェックインした時にコンダクターに聞いてみたら、自分でチューニングする人は部屋に板を持ち込むということでした。しかし、シャトーホテルは部屋もじゅうたんが敷き詰められているので、ホットワックスができません。簡易ワックスだけを塗り、夕食を取りに外出しました。


↑ウィスラー山の麓。次々にスキーヤーが降りてくる

↑そして、ビレッジの自分のホテルへ帰って行く

ホテル・ウィスラービレッジ(夜)

 バンクーバーは移民の街なので、世界各国から集まった料理の水準は高いです。昨日のラーメンは例外でしたが、今日はガイドブックに載っていたクレープの店に行こうと、一番離れたノースビレッジまで足を伸ばしました。食事用のクレープとデザート用と両方頼みましたが、どちらも美味で、スタッフも愛想が良かったので、今度来る時もぜひ訪れてみたいと思います。

 このレストランのすぐ隣に大きなスーパーマーケットがあり、ここでほとんどのものが手に入ります。野菜、肉、魚、本や土産品もたくさん置いてあり、一番驚いたのは1ホールのケーキが何種類もパックになって置かれていることです。ここで誕生日などお祝いをする人のために用意してあるのだと思いますが、この数の多さにこのスキー場の規模の大きさを想像しました。筆者はメープルシロップをお土産に買いましたが、最終日に空港にあったものよりだいぶ格安に買えました。

 しばらく町の中を徘徊し、ホテルに戻って風呂に入りました。スキーの後は温泉につかりたい所ですが、これがないのがもう一つの欠点とも言えるでしょう。浅いバスタブに湯を張って体を横たえてみましたが、胸や足が湯の外に出ていまいちくつろぐという気分になれません。体の疲れも十分に取れないまま、翌日に備えて夜の10時にはベッドに入りました。


↑「クレープ・モンターニュ」はメニューが豊富。

↑スーパーには所狭しと食材が並ぶ

BACK  NEXT