萌え出づる生命の島@

2004 MAUI @

2004年は筆者夫婦の結婚十周年です。

スイート・テン・ダイアモンドは用意していませんが、何か記念に残るものをという事で

今年の家族旅行は足を伸ばしてマウイ島へ出かけることにしました。

オプションも色々つけて、豪華にプランを組みました。

果たして思い出に残るような体験ができるのでしょうか?

一日目
(カアナパリビーチ・ホエラーズビレッジ)

出発前

 憧れのネイバーアイランド。妻は独身時代に一度訪れていますが、筆者はハワイ5回目の今回にして初めての場所です。大きな期待を抱いて、プランを組んでいきました。

 マウイにはいくつか宿泊地がありますが、最もにぎやかなカアナパリを選びました。ここは1962年世界初のマスタープラン・リゾートとして14億ドルもの費用をかけて開発された場所です。その中でも最大の規模を誇るホテルがウェスティン・マウイ。758室の客室、滝やウォータスライダーを擁した5つのプールも桁外れの規模ですが、ツアーパンフに載っていた3マイルのビーチと海の青さが強く目を引きました。

 早速ツアーの申し込みをし、行動計画を立てていきました。ところが、出発4日前になって突然長女が耳が痛いと言い出し、耳鼻科に連れて行ったところ中耳炎と診断されました。薬を飲んで様子を見ていたのですが、翌日小学校の登校日で長距離を歩き、39度の熱が出ました。ついでに長男も38度の熱。出発はほぼ絶望的な状況の中で、一抹の希望を捨てず成り行きを見守ることになりました。

 旅行が取りやめになるかも知れないので、海外旅行保険の支払いもできず、TCの購入もできないまま日にちが過ぎました。症状は一進一退のまま出発前日になり耳鼻科を訪れ、中耳炎の手術をしました。鼓膜に小さな穴を開けて膿を出すのですが、これをしておけば機内でも耳が痛くなることはないそうです。熱が下がれば行っても問題なしとの診断を受け、家に戻りましたがこの日の夜も熱が38度まで上がり夜が明けました。

 出発当日。恐る恐る体温計を出して子供たちの熱を測ってみると何と平熱に下がっています。ここ数日家でゆっくり休ませていたので、ようやく回復したようです。しかし、旅行中いつ発熱するかも知れないという不安を抱えながら家を出発しました。

←今回もサイパンダと一緒の旅。
サイパンダを背負って歩く二人の姿は
とても目立ちます。

徳島〜関西空港(昼)

 前日まで熱があったのが嘘の様に子供たちはハイテンション(いつもの事ですが)。出発前に恒例の兄弟喧嘩をし、長男の顔は鼻血まみれになりました。

 バスの中でも長男はいたずらを繰り返します。妻のストッキングに再三足をひっかけ穴を開けて怒られていました。その上、「わしは汚し屋じゃ」と言ってジュースを当たりに振りまこうとします。家に置いて来た方が良かったでしょうか?

 
↑長女「ウォータースライダーの事しか頭に浮かんでません」
↑長男「わしは汚し屋じゃ」

関西空港(夜)〜ホノルル国際空港(朝)〜カフルイ空港(昼) 

 夕食をとった後、いよいよ夜の便で関西空港を出発です。関西空港では開港10周年との事で色々なイベントをしていました。

 機内に入って子供たちが真っ先に手に取ったのが、「安全のしおり」。なぜか、いつも熱心に見ています。イラストの絵が斬新で目を引くのでしょうか?

 8時間の旅の後、ホノルル空港へ到着しました。いつもならこの後ホテルに行って一服できるのですが、今回はもう一つ飛行機を乗り継ぎます。

 諸島間のターミナルへ進むと、日本人の姿がほとんど見られなくなり、国際線の雰囲気とはがらりと変わりました。飛行機も指定席ではなく、先着順に自由席との事。昼食を取って早めに並んだ結果、眺めのいい左側の席に座ることができました。着いたばかりなのに、ワイキキの街並みを空から見送るのは変な気分でした。

 それにしても、機内は異様に寒く、見ると送風口から真っ白な空気が噴出していました。送風口には霜まで付いています。いくら何でも限度を超えていると驚きました。

 そして30分の飛行の後、ようやくマウイのカフルイ空港到着。私たちを出迎えた強烈な風が一気に旅の疲れを吹き飛ばしてくれました。

 空港からはバスでホテルへ。車窓からはとても深い藍色の海とWest Maui Mountainsの雄大な眺めが印象的でした。  

 
↑おなじみの場所で記念撮影     「安全のしおり」を熱心に読む長女↑
 
↑初体験のハワイアン航空     送風口からは異常に冷たい空気が↑

↑カフルイ空港到着。
 
↑バスの車窓から空の色がきれい   延々と続くサトウキビ畑と峡谷↑

カフルイ空港〜ホテル(昼)

 いよいよ本日の宿泊地ウェスティン・マウイに到着。ロビーの奥には滝の流れ落ちる巨大なラグーンがあり、何匹ものフラミンゴが放し飼いにされていました。通路にもたくさんの美術品が無造作に置かれ、移動の際もゲストを飽きさせない工夫が施されていました。

 部屋は9階の見晴らしのいい部屋が用意されていました。「部屋指定なし」で申し込んであったんですが、8月下旬とピークを過ぎていたのでいい部屋が残っていたのでしょう。山側なので海は少ししか見えませんでしたが、カアナパリゴルフコースと西マウイの山々の緑が空や川の青色によく映え、心地よい風とともに眼に飛び込んできます。カアナパリにはたくさんのリゾートホテルが建っていますが、スペースをゆったりと取っており、心の安らぎを感じさせる街づくりでした。

 部屋に置かれたベッドは特注のヘブンリーベッド。分厚いマットレスにフカフカのリネン、枕も大中小を6つも重ね天国の寝心地を実現しています。バスルームにはやはり特注のヘブンリーシャワー。他にもバーカウンターあり、コーヒーメーカーにミネラルウォーター、双眼鏡まで用意してあって、痒い所に手の届くようなサービスは滞在期間を通して十分満足がいくものでした。

 実はこのホテル。バブルの時代にはあの千昌夫が所有していたとか・・・。今はアメリカのスターウッドが持っています。日本は開発だけして、全てアメリカに持っていかれたようです。

 
↑ラグーンにはフラミンゴが放し飼いに  通路にはたくさんの美術品が↑
   
↑アメニティグッズ 洗面台に生け花が ヘブンリーシャワー 壁の絵↑
 
↑ラナイからの景色      子供たちはヘブンリーベッドでジャンプ!↑

↑スコールが降った後、きれいな虹が・・・

カアナパリ・ビーチ(夕方)

 部屋で少し休んだ後、カアナパリビーチへ出てみました。待ち焦がれた海に勢いよく駆け出した長男はうっかりそのまま海の中まで突入し、波をかぶってしまいました。長男が着替える間、長女と二人で浜辺で写真を取ったり海を眺めて過ごしました。

 ぐずついていた天気もようやく晴れ渡り、マウイの空本来の青さが戻ってきました。約3kmにも及ぶカアナパリビーチの奥には有名なブラックロックがその姿を現しています。ビーチには程よい人の姿。ワイキキの喧騒とは一線を画した別世界が目の前に出現しています。

 子供たちは波と追いかけっこをしながら、時折キラキラ輝く波の美しさに眼を奪われています。

 筆者の耳には子供たちの歓声とそれを打ち消す波の音に混じって、ホテルからいつしかハワイアンバンドの軽快な音楽が聞こえて来ました。そして潮風が火照った顔に心地よいリズムを刻んでいきます。マウイの自然の息吹を全身で感じながら贅沢な時間を過ごしました。

 ふと空に眼をやると、太陽がゆっくりと海に向かって落ちていきます。そして空の色は青色から黄金色、さらにオレンジ色へと変化。「黄金海岸」の名にふさわしい見事な光景に圧倒させられました。

 


↑カアナパリ・ビーチから見たウェスティン・マウイ
 
↑ビーチにたたずむ長女(後方がブラックロック)   花より団子の長男↑
 
↑黄金色に染まる海を見つめる長女  日没の瞬間、空がオレンジ色に↑

↑海岸で遊ぶ子供たちを眺める妻

夕食〜就寝(夜)

 夜はホテルの隣にあるホエラーズ・ビレッジへ。ここは、ヴィトン等のブティックやギャラリー、レストランが50以上揃っている場所です。夕食はこの中の「フラグリル」に行きました。人気店らしく40分待ちとの事。実際には1時間以上待ってやっと入店しました。

 帰るときに伝票を見て17%のサービス料を記載されていたので、「これはチップか」と尋ねたところ「そうだ」との返事。レストランのチップは15%と思い込んでいたので、不信に思ったのですが、ガイドブックで調べてみると、マウイのチップはワイキキよりも高く、レストランが17〜20%、ホテルのベッドメイクも1つにつき2$とありました。

 この日は疲れていたので、翌日のクルーズに向け、早めにベッドに入りました。

 
↑ホエラーズ・ビレッジ前で        夕食。カクテルが美味しかった↑

 

1日目終了
2日目はモロキニ島へのクルージングとシュノーケル
そして、古都ラハイナの街でのホロホロです。


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