登山体験記2012(3)

 MOUNTAIN CLIMBING EXPERIENCE 2012

 

10/8 中津峰山(勝浦町)

標高773.0m 累積標高差815m 歩行距離10.5km 体力度2 危険度1


↑麓から岩場の連続

↑危険な箇所はロープつき。慎重に道を渡る。

 ジュニア部5回目の練習会。今回はコーチが日頃トレイルランの練習場所にしているという徳島市と勝浦町の境にある中津峰山に登りました。標高773mの山ということで、気軽に登れるかと思っていたのですが、いきなりこれまで無かったような急斜面の登りが続きます。先月の箸蔵山を物足りなく思った程体力のついた筆者ですが、最初の1km位で意気消沈の状態でした。一方先導のコーチはさすがに毎週のように登っているだけあって、ほとんど休憩も取らずどんどん進んでいきます。岩場の急斜面やロープを使って渡る細い道など本格的な登山道を1時間ほどど登った所で、ようやく視界が開けました。先に待っていたコーチは一言。「これで半分くらい来たかな?」結局頂上まで4kmの行程を2時間足らずで登りきりました。最初の1時間が一番厳しかったのですが、真ん中を過ぎる位から体が斜面に順応し始め、後半はやや余裕も感じながら登ることができました。

 山頂で記念写真を撮って、そこから広場に移動。パラグライダーの発進場があり、先の方から勝浦町を見下ろす景色は迫力満点でした。この日は天気もよく、阿南の橘湾まできれいに景色が見通せました。また山頂にはススキもたくさん群生しており、秋雲の特徴である流れるような巻雲が全面に広がっている様子を見て秋の訪れを感じることができた一日でした。


↑中腹から見た徳島市内 ↑山頂手前の石垣をくぐると天津神社 ↑山頂で記念写真 パラグライダーで飛んでみたい↑
  
↑高山植物も咲き乱れていた ↑ススキのなびく美しい光景 ↑空はすっかり秋模様

 

11/4 高丸山(上勝町)

標高1438.6m 累積標高差420m 歩行距離3.5km 体力度1 危険度1


↑百間の滝の前で記念写真

↑映画「人生いろどり」にも登場した
石丸商店

 今年度最後のオフトレは、映画「人生いろどり」でも有名になった上勝町の高丸山。登山ガイドによると体力度・危険度共に初級の1という評価で、前回の中津峰山よりは楽に登れそうです。全行程も2時間少しなので、登山の前に落差40mの百間の滝を見に行きました。滝しぶきの合間に差し込む光がきれいな虹を作り、神秘的な光景でした。紅葉と水の流れのコントラストを期待していたのですが、少し時期が早くまだ付近の林は色づいていませんでした。

 続いて、登山口の「千年の森広場」に移動。気温は7℃で寒さが予想されたので、かなり重装備で登り始めました。それほどきつい登りではなかったのですが、体を動かしていると体温も上昇し、汗ばんできました。ジュニアのメンバーの中には半袖の者もいたのですが、天気が良かったおかげでそれでもちょうどいい位の気候でした。中腹位から所々紅葉が見え始め、景色も楽しみながら1時間少しの行程で頂上に到着。頂上は360度見渡せる絶景で、しばらくここで休憩した後に下山。行きとは違ったルートで山道を降りていきました。

 下りは落ち葉のルートが多く、ここを少しスピードをつけて降りていきます。枯葉で滑る事もあるのですが、上手に上体を移動すれば転倒せず、バランス感覚を養ういい運動になります。ブナ林が周囲を取り囲み、息を呑むような美しい光景が連続しました。下山後は木頭村との境まで移動し、トンネル上に上って昼食。その後、月ヶ谷温泉で登山の疲れを取りました。月ヶ谷温泉は、2005年に熱源を重油から木材チップに変え、二酸化炭素の排出量の抑制と町の基幹産業である林業の振興を同時に実現する試みで全国からも注目されている事業のようです。美しい自然の中で、町の特性を生かした画期的なさまざまの試みを行う上勝町の魅力が垣間見えた一日でした。


↑上に上がっていくと紅葉が目立ち始めました  ↑頂上からの光景           ↑標高1438.5m  水溜りに氷が張っていました↑

   
↑急斜面を駆足で降りる練習 ↑紅葉が真っ赤になっていました ↑枯葉に足を取られないように ↑絶景スポットが一杯でした


BACK    NEXT